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テーマ:気になるテレビ番組(2929)
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留守をしている間に前の日記にコメントがずいぶんついててびっくりしました。
旅行で疲れているにもかかわらず、返事を書かずにはおられず、 寝たのは明け方になってしまいました。 先週分の感想を書けなかったので書いてみようと思います。 第2話でマヤがユウスケの生い立ちをみんなの前でばらしたことについて 非難轟々でしたね。 プライバシーの侵害だって。子どもを傷つける行為だって。 そういって見てみぬふりをする姿勢が蔓延していることが 今の日本社会の病巣なのでは、と思います。 隣にいる人がどんなつらいことを抱えて生きているのか、 知らない方が気楽ですよね。 つらいことを抱えている人は本当は誰かに聞いてほしい。支えてほしい。と思っているのではないでしょうか。 でも、この人なら、と思って歩み寄っても、 その人が自分を受け止める覚悟のない人で肩透かしをくらったら、 余計につらいから…。 とあきらめてしまっているのではないでしょうか? それで、お互いになんでもないという風に笑ったり、茶化したり…。 現に最初和美はユウスケがそんな生い立ちを背負っていることを知らず、 ただのお調子者としか考えていなかったんです。 マヤの攻撃があったればこそ、彼の抱えるものを知り、受け止めてマヤに抗議したわけです。 でも、それだけでは、まだ完全なつながりではない、と描いているところが このドラマの面白いところかな、と私は思います。 二人のすれ違いを描き、第5話でさらに真の絆を結んだ二人を描いたわけです。 よくある、うすっぺらなドラマだったら、進藤の抗議、和美の抗議、全員のボイコット、教師の賞賛、でジ・エンドだったのでは?と思います。 現実にはありえないことを描くならこのくらい強烈に、世間を揺さぶるくらい思いきって創作してもいいと思う。 さて、今日の展開は、進藤さんにスポットが当てられるようですね。 進藤さんは達観していたわけでなく、彼女も何か過去にとらわれていそうですね。 ちょっと予想がはずれちゃったかな。 和美をかばってくれたことでつながったに見えた彼女との絆も、 今はすれ違い状態です。今日は彼女にどのような過去があり、 どのように二人と真の絆を結んでいくのかに注目したいと思います。 自分をさらけ出すことに臆病にならないで! 一線を許さないままでいたら前には進めません! 相手のつらさや重さを受け止める覚悟を持とう! 相手を信用しなければ、相手からも信用されません! 一度裏切られたからといってあきらめてはいけません! 相手が裏切ったとしたら、自分にも問題があることが多いんです。 自分の何がいけないか内省しましょう! このドラマはそうメッセージを投げかけているように思えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.06 10:12:13
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