ある温泉施設の話/コメントを書きとめています。
姫路ひろめ市場のゴタゴタを新聞で読んでいたら、少し前に廃業された ある温泉施設の事を思い出しました。その施設は、姫路ひろめ市場と同じく、市街地活性化の期待を担ってオープンした再開発ビルの中にあり、入泉料1,800円。18歳未満のお断りの大人が楽しめる(←変な意味じゃありません)温泉施設をめざしていました。しかし、姫路の地ではその価格設定が認められず、価格は 1,800円 → 1,300円 → 800円 → 350円 → 800円年齢制限も 18歳未満 → 13歳未満 → 8歳未満 → 撤廃 と迷走を重ねました。この時、私の印象に深かったのは350円の価格設定にした時の事です。さすがにここまで、安くすると客層はガラリと変わりました。 #姫路城周辺のホームレスの人や 近所の中学生が入浴後カードゲームをするために 訪れるようになりました。すると、雰囲気は一変。その結果、1,800円の頃に来ていたお客さん(飲食やマッサージ等でたくさんお金を落としてくれる層)の姿は見られなくなりました。さすがに、これには施設側も慌てたようで入泉料を800円まで戻しましたが、後の祭りでした。今となっては結果論に過ぎませんが、当初の1,800円を維持して、その価格設定に見合った価値をお客様に提供できる温泉施設をめざした方が良かったのでしょうネ。商売って、つくづく難しいモノですネ。-----------------------先週くらいから、この日記に書き留めてきたことを加筆修正して、楽天日記の左側に表示されるフリーページにUPしています。 #今日も「手法のうわべだけをマネない」と 「一貫したイメージを伝えることの大切さ」を UPしました。改めて見直してみると、日記嫌いの私にも関わらず結構うだうだと書いたものだと我ながらちょっと感心?しています。(^^;;