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以下の写真は、ヨウム - Wikipedia より
【倒れた御婦人~】 3月19日スーパー銭湯での話です。 午後から行ったスーパー銭湯は、 コロナウィルスの所為でガラガラの空き様でした。 何時ものように時間を掛けてシャンプーしたり、 ゆっくりとクレンジング。 そして温泉で何度か温まり、 歯磨きを済ませて脱衣場へ上がりました。 さてさて今日も丁寧にお肌の手入れを...(*'▽') そんなことを思いながら、 半袖ロンTで化粧台に座りました。 先ずは美容液を付けて、ドライヤーにスイッチオン。 鏡を見ながら気持ちよく髪を乾かしていると、 とんでもない光景が、鏡に映って来ました。 アッ...御婦人が後ろ向きに倒れる姿が映ってました。 倒れ方は、バーンと言うよりは、 ゆっくりな感じでした。 直ぐに起き上がると思いきや、 そのまま動きません。 これは、大変だぁ...。 私はドライヤーを止めて、 立ち上がりました。 振り向きざま5mほど走ると、 御婦人の頭の方へ、しゃがみ込んだ。 その時には、既に3~4人が集まっていました。 (注釈・ここは女湯ですので、全て女性です) アッ、頭が床についている。何とかしなければ...。 タオルだ!思い付いて化粧台へ走った。 私は大好きなミニーちゃんのタオルを取り上げて、 再びシャガミ込み、頭の下に入れて遣った。 その時、 『タオル、タオルはないの』 大きな声がした。 この場を仕切っているらしい、 元気そうな老婦人の声だった。 アッ、そうだ。 私はロッカーに戻り、 濡れたガーゼタオルを手にして戻った。 私は、ボンノクボを冷やしてあげたかった。 『ダメダメ、湯当たりは首の頸動脈』 仕切り屋さんは言うなり、 洗面器の水にガーゼタオルを浸けた。 私が何時も、湯上りに顔とボンノクボを冷やすタオル。 『アッ、そのタオルも貸して』 仕切り屋さんは、 ピンクのミニーちゃんも濡らし始めた。 あぁ、私のミニーちゃんと、一瞬つぶやいた。 『タオルは無いのですか』私の声に、 『スタッフさんが持ってくると、思います』 すぐ傍の婦人が応えてくれた。 『じゃあ、フロントには連絡して下さったのですね』 気掛かりだった事を、私は口にした。 『ええ、だいぶ前に...』 そうだったのかと、思っていると、 『吐き気がするって言ってますよ』 また別の婦人が言った。 『洗面器を、持ってきますね』 私は言うなり、浴場へ走った。 『これを置いておきましょう』 何時の間にか、私は仕切り屋さんに話し掛けていた。 そうです...。こういう時には、 ある程度知識の有る仕切り屋さんが、必要な気がした。 すると、 『水、水を飲ませなければ。湯当たりには水を』 仕切り屋さんが叫んだ。 私は、化粧台のペットボトルに目を遣った。 私が何時も飲む、麦茶だった。 『あれなら有るのだけれど、今はコロナがね』 『そうそう、駄目よね』 また別の婦人が同調してくれた。 そうか、ある事に気付いて、 私はロッカーへ走った。 小銭入れを手にして、 仕切り屋さんの向こうの販売機の前に立った。 あぁ、何にしようか。アルプスの天然水を...。 500円玉だったから、何でも買える状態だった。 ボタンを押そうと思った瞬間、仕切り屋さんが叫んだ。 『下の段の左のイオン水』 ああ、これね。 私は、ペットボトルを差し出した。 すると、 『ストロー、ストローがなければ』 また、仕切り屋さんの声がした。 そうか、ストローがないと飲ませられないよね。 『スタッフさんが、持ってくるそうです』 その時、誰かの声がした。 それにしても、 フロントへの電話から、だいぶ時が経っていた。 30分は、掛かっていた。 その内に、誰が持ってきたのか、 仕切り屋さんが、ペットボトルの水を飲ませ始めた。 それを見届けた私は、連れの事を思った。 それでロンTにソックス姿で、 小走りに女湯の入り口の内に立った。 連れが見えたので、 暖簾越しに患者が出たことを告げ、 少し遅くなるから待って呉れる様にと、頼んだ。 私はロッカーへ引き返し、 UVファンデを軽くはたき終えて、 また患者さんの元に戻った。
なんと、洗面器に吐いた跡が見えた。 『吐いたのですか...』 『そうなの、脱水症ではなかったみたい』 仕切り屋さんが、直ぐに答えてくれた。 患者さんの唇はに、ほんのり赤味が有った。 顔色は、頬骨当りに薄っすらと赤みが差していた。 私は変だなぁと、思った。 それで、ある病気の事を思い始めた。 ★皆さん、疲れませんか~? LAME39は疲れましたので、続きは次回でね。 m(__)mお待ち下さい。 *------*------*------*------*------*------*------* . *----* *------*------*------*------* ご訪問くださり、誠に有り難うございました
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