フジミ モーゼルM712用ストック
暫くマルシンのモーゼルミリタリーストックが続きましたが、今回も似たようなモノを紹介します。「フジミ モーゼルM712用ストック」です。フジミと言えば、プラモメーカーとして有名ですが、エアガンブーム真っ最中の1988年に、BV式ガスガン(JACとかの垂れ流し方式ですね)でモーゼルM712を発売していました。外見とかは、さすがスケールプラモを手掛けていたフジミらしく、しかりした仕上がりでしたが作動面がイマイチ。後にバリエで発売したシルバーモデルはかなり改善されていたと聞きますが、自分が買ったブラックモデルはダメでしたね。同時に購入した純正アクセのストックも当時定価で16,800円もする本格的なもの。現状残っているのはストックだけになります。ストックだけ残った理由は、マルシンのABS M712に流用できたからです。実際にはストック側の溝が若干狭いので、モーゼル側のグリップ部を気持ち削るぐらいの加工は必要でした。金属製にはキズがつきそうなので試していませんが、やはりきつそうです。外見上はマルシンのストックによく似ていますが、厚みがかなり違います(上下画像とも、左:フジミ製、右:マルシン製)。厚みの違いは木部の暑さ自体の違いなので、加工技術か木部の強度の問題のいずれかと思われますが、個人的な推測で言えば、プラモメーカーのフジミには加工技術ある業者さんとのつながりが弱かったんではないかと思ってます。ストック蓋にある銃固定用バネもきちんと再現されていますので、当時のフジミの本気度が窺えます。ストック内部の加工は、マルシン製よりも仕上げが良いかも知れません。厚みの他のマルシン製との簡単な見分け方は、金属パーツを木部に止めているネジがプラスネジであることですね。実際のストックの年代を考えるとプラスの規格はありえないので、ここはコストダウンなんでしょうね。最近になって、フジミのモーゼル本体(シルバーモデル)の入手も考え始めましたw今日はここまで!!!!!姉妹ブログはこちら→玩具道楽リターンズ人気ブログランキングへ←ポチッとお願いします