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『友、遠方よりきたる、また楽しからずや・・・』
たしか中坊のころ習った漢詩の一節だったと思うんだけど。 GWを利用して遠方より親友がやってきました。 彼と会うのは2年ぶりです。 彼は10歳年下ですが、空手の世界では先輩にあたります。 僕を実の兄のように慕ってくれ、いわば義兄弟の杯を 交わした仲です。 彼は高校を卒業してから『一日中空手の世界に浸りたい』 という志をもって、詳細はここでは明かせませんが、 ある流派の総本部内弟子になり、約3年間を修行の 日々を送りました。しかし、今年1月に思うことがあった ようでその流派とは決別をし、空手の世界からは完全に 足を洗いました。 彼の話だと空手漬けの生活を送れると思いきや、実際は ほとんど朝から晩まで雑用の日々で、TVや雑誌を見ること も禁止され、自由な時間はなかったそうです。 この空白の3年間は「浦島太郎状態」と言っていました。 「モー娘。」も知らなかったらしい・・・。 そんな非現実的な生活を送っていたせいか、今の生活が 楽しくてしょうがないらしく、現在やっている キツイ仕事もぜんぜん苦にならないみたいです。 『もう格闘技はいやだ』と当初は思ったそうですが、 気がつくと、K-1の会場やPRIDEの会場 にいたらしく、やはり格闘技が好きで一生離れられない ことに最近気付いたようです。 今回ウチの師範のお宅にも挨拶に行き、 「いずれは故郷に戻って、袂を分かち合ったウチの道場に もどって空手をやりたい」 「一生の仕事を得て生活の地盤を築けるようになったら 故郷にもどりたい。あと何年か都会で勉強してくる。」 と言っていました。 僕はそばで聞いていて涙が出るくらい嬉しくなりました。 良い漢(おとこ)です。何年か先には彼の指導で 空手の稽古をやりたいものです。 明日みんなで飲みに行こうな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 1, 2004 02:14:30 AM
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