草野、一塁挑戦!
楽天・草野大輔内野手(34)が26日、Kスタ室内練習場で自主トレを行い、星野監督の一塁コンバート案を受け入れる考えを語った。 一塁手のイメージは、草野にとって「野手の墓場、動けなくなって最後に守るところ」。それでも、出場機会を増やすためには挑戦せざるを得ないことは十分理解している。外野手用グラブでノックを受けるなど、汗を流し、「金を稼がないといけないから。どこが嫌だとか言ってられない」と悲壮な決意を語った。昨年はわずか1試合守っただけの一塁への挑戦に、「一塁ミット? まだないけれど、頼んだよ」と話した。 一昨年は巧みなバットコントロールを武器に、打率3割をマーク。田淵ヘッド兼打撃コーチは「草野の打撃は捨てがたい。キャンプに(内野手用と外野、一塁の)グラブ3つ持って来いと言ってある」と話しており、打力を生かすためオプションを増やす狙いだ。 1月は実家のある宮崎のほか、熊本、大分、福岡と九州各地を巡って自主トレを行い、体をいじめてきた。昨年は7キロオーバーでのキャンプインだったが、今年は体重もベストの78キロ前後。満を持して沖縄・久米島に乗り込む。今年にかけていますね。体重を見れば一目瞭然大丈夫どこでも守れるよ。草野っちだから。