|
カテゴリ:お気に入り
おばあちゃんはとある団地に住んでいた。(家賃6千円!) あの団地は猫だらけだった。 そこに1匹の黒猫がエサを食べに来ていた。 何年も。 おばあちゃんが入院し、誰も住んでいないので、兄が住み始めた。 たまにしか姿を見せなくなった黒猫。 エサを食べる姿を見られるのがやっと。 ガラス越しに。 2ヶ月私もそこに住んだ。 エサを毎日用意した。 毎日食べてくれるようになった。 けど、窓を開けると逃げる。 やっぱりガラス越し。 どうしても触りたい。 毎日エサを食べてる黒猫に話しかけた。 ガラス越しに。 そのうち窓を開けても逃げないようになった。 少しずつ近づいた。 ある日、とうとう触れるようになった。 すごく嬉しかった。 首輪をしてるけど、ノラのようなヤツだった。 首輪に『フィガロ』そう書いてあった。 それから『フィガロ~~』と呼ぶとどこからともなく、ヤツは現れた。 ナ~~~。低くしゃがれたような声。 毛はフサフサでちょっと肥満気味。 2ヶ月後、私は家に帰った。 それから半年に一回くらいしかそこに行かなかったけど(兄は住んでた)、 会いたいな、と思って呼ぶと。。。 フィガロはドスンドスン、と大きな体で、いつものしゃがれた声でやってきた。 かわいいヤツ もうその団地は、おばあちゃんが亡くなって兄も出たので行かなくなった。 飼い猫だから心配ないけど。 でも、あのブスくれた顔がたまらない。 やっぱり猫はかわいい。 警戒しまくってた子がなついた時なんて、もう、たまらない 猫に囲まれて暮らした~~~~~い で、うちのハナ ハナも彼もベッドの上で熟睡中 彼がトイレに起きると、ハナはこんな格好でテレビを見てま~す。 体重4キロ。 最近は、重い女の子なんだけど、なぁ・・・・・
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[お気に入り] カテゴリの最新記事
|