べるにーにのブログ

この草履履きのお爺さん（失礼！）がMr.ヤイリ。

世界のギターブランドK.Yairi、株式会社ヤイリギター社長の矢入一男さん。



現在唯一日本に残る“メイド・イン・ジャパン”のアコースティックギター、

日産18本を維持している岐阜県可児市にある工房です。

桑田、福山、泉谷、陽水、矢沢、吉井和哉、ヨッチャン、矢井田瞳、

リッチー･ブラックモア、ポール･マッカートニー、サンタナ、U2、etc・・・・・

ここまで職人に会いに来て、オーダーしていくアーティストも多いそうだ。



若鯱会４Ｇ＋留学生＆オブザーバーの16名で遠足、工場見学にお邪魔しました。

べるにーには個人見学、社長との打ち合わせの下見、そして今回で３回目の工場見学ですが

ぜんぜん飽きない楽しい工場です、木工だから造ってるものが目に見えてわかる。



今回は特別社長にご講演していただき、質疑応答もたくさん。



「ナンバーワンにはなれなくてもオンリーワンになる！」

「世界の一流の美術品などに触れる、見聞を広げる、それを製品作りに生かす」

「（販売店ではなく）とにかくユーザーのことを第一に考え製品作りに生かす」

「銀行やコンサルにおだてられ、言うこと聞いた同業者は全部無くなった（笑）」



面白い社長なんです、ガンコな職人であり商売人で・・・・・

やはりユーザーが大切、ミュージシャンが弾いてくれてのギターだ。

ウチだって同じ、オーダースーツを愛してくれる顧客が一番に決まっている。

今では中国製の“偽ヤイリ”が出まわっている、マネされるなんて光栄ですね。




今回の参加者の一人は前回の下見にも同行してくれた。

そのとき、彼が中学校時代に父親からプレゼントされた30年以上前のK.Yairiを

修理と調整のために預けた。それもバッチリ仕上げてあった。



弾きこんで古くなった木の楽器は“鳴り”がどんどん良くなります。

K.Yairiには永久保障が付いていて孫の代まで使えます！



べるにーにいつの日か、お小遣いを貯めていつかまたお邪魔します。

そのときは丸一日、２階に展示してある全てのヤイリを弾きまくる。

自分にフィットした１本を見つけたい、でもコレが難しい（笑）



もしそうだとしたらべるの未だ見ぬ孫、あるいはひ孫？は幸せ者だよね！



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