べるにーにのブログ

年頃の男の子とお母さんの会話。

母「今日は部活で遅いの？」

子「いや・・・・・」

母「じゃあ今日は晩ごはん、家で食べるの？」

子「要らない・・・・・」

母「明日は？」

子「要る・・・・・」


昔男の子だった大人の男、身に憶えがあるはずだ。

これを「１ビット通信」というらしい。



「はやぶさ」で有名になったJAXAの生みの親、

的川泰宣（まとかわやすのり）先生の講演で聴いた話。

先生は「はやぶさ」をアトムに例え、ときには自分の子供のように語られる。



「はやぶさ」って？

Wikipediaによると・・・・・イオンエンジンの実証試験を行いながら2005年夏に
アポロ群の小惑星イトカワに到達し、その表面を詳しく観測してサンプル採集を
試みた後、2010年6月13日22時51分、60億kmの旅を終え、地球に大気圏再突入した。
地球重力圏外にある天体の固体表面に着陸してのサンプルリターンは、世界初である



どうやら世界的に見て、日本は凄いことをしてしまった・・・・・

ミッションを遂行し７年間、60億キロを自力で生還した探索機。







いったん交信が途絶え、帰還は絶望視されていた。

JAXAの人たちはあきらめない、やがて数年後に交信が再開した。



しかしそれは１ビット通信だった、はやぶさはYesとNoでしか応えられなかった。

何度も何度も通信を行い、YesとNoで状況の確認をし、やがて無事にサンプルを届けた。



お母さん方は面倒でも息子に何度も質問してほしい、

返事さえする子ならばちゃんとした大人の男になる、はずかな（笑）



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