カテゴリ:自然
大勢の方々の生命や家、財産を奪った今回の台風。
べるは伊勢市、多くのお宮の近くにいたのでふと考えました。 日本と違う一神教の神様のこと・・・・・ 日本人は古来多神教、神々=自然を擬人化した多数の存在を崇拝していた。 自然はときに多くの恵みをもたらすが、文明も破壊する。 ユダヤ、キリスト、イスラーム、3大宗教の発祥地、パレスチナやアラビア半島では 神=自然とは人にとって脅威以外の何物でもなく文明がそれに打ち克とうとした。 彼らに共通の書物、旧約聖書では一神教の神は優しさのかけらもない、 大きな災いをおこして人を殺戮し、試練を与えるのみだ。 一方の日本には四季があり、豊かな緑の山々にはいくつもの川が流れ、 それが四方の海に流れている。ここは海彦山彦の国、海の幸、山の幸が豊富。 しかし一神教の土地は乾いており、人は羊の草を求めてさまよう、 そこは禿山と砂漠とわずかばかりのオアシスだ。 かつての日本人は神様に感謝をしつつも畏怖の念も抱いていた。 現代の我々は自然の脅威を忘れがちで、神に頼むのは現生でのご利益ばかり、 パワースポットでもあるけれど力をいただくだけの場所ではなく、 彼ら=自然が暴れないようにお願いする場所でもあった。 自然とはときに人間に牙を剥く。 神社でお願いしても無理です、自然は人の都合で存在していない。 「名古屋でオーダースーツを提供する東洋商事株式会社のHPはこちら」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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