カテゴリ:映画
なるほど!
原作者で監督のレベッカ・ミラーの父親は 作家のアーサー・ミラー、どおりで面白い訳だ。 べる、久しぶりにDVDで映画を見ました。 日本語のタイトルは「50歳の恋愛白書」、 原題はピッパ・リーのプライベート・ライヴズです。 ピッパ役の主演女優はロビン・ライト・ペン、共演はブレイク・ライブリー、 アラン・アーキン、キアヌ・リーブス、ジュリアン・ムーア、 ウィノア・ライダー、マリア・ベッロ、モニカ・ベルッチ。 大作じゃないのにこの豪華な顔ぶれです、低ギャラで皆さん友情出演かな? ロビンの役どころは50歳、大人の女性。 ちなみに元夫は俳優のショーン・ペンです。 ライフじゃなくライヴズ? 複数形ってのがミソ。 映画では交互に現在のピッパと、過去の彼女の両方を描いています。 編集者として成功した裕福な老人を夫に持つ専業主婦のピッパ、 死期が近い彼のために、似た境遇の老夫婦が多く住む豊かな郊外に引っ越す。 双子の子供である兄妹も独立し、何も問題がないような彼女の人生・・・・・ 実は彼女、思春期に薬物依存症の母とぶつかり家出、 その後彼女自身も重度の薬物依存症になり クスリを手に入れるためには“どんなこと”でもして・・・・・ ネタバレになるので、あまり詳しくは書けませんね(笑) サスペンスでもない、スリラーでもない、ドラマ(悲劇)でもコメディでもない。 人間、社会、女、男を淡々と、俯瞰的に描いている。 べるには最初から、女性の作った映画なのはわかった。 きちんと女性を描いている、可愛いだけの“アマちゃん”は出てこない(笑) 監督レベッカは父親譲りの、並外れた洞察力の持ち主なのでしょうか、 彼らの社会、“豊かな”アメリカ東部の病んでいる部分にも容赦はない。 ちなみに監督の夫はダニエル・デイ・ルイスだそうです。 面白い組み合わせですが、こんなに鋭い奥さんだと大変かも、 いつも観察されている素材、小説のネタにされるようで(笑) 「名古屋でオーダースーツを提供する東洋商事株式会社のHPはこちら」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画] カテゴリの最新記事
|
|