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第4巻を読み終えました。
「テルマエ・ロマエ 4」 紀元2世紀のローマ帝国に生きるローマ式浴場の設計士ルシウスが主人公。 彼はときどき入浴しているとき、なぜか現代の日本のお風呂へタイムスリップしてしまう。 そして現代の日本のお風呂文化からアイデアを持ち帰り ローマ式浴場の設計施工に生かしていく・・・・・ 荒唐無稽、壮大な歴史SFロマンですね(ほめ過ぎ?) べるのようにな塩野七生著「ローマ人の物語」のファンが読んでも面白い、 というのは他の部分は時代考証や登場人物がきちんとしており、 随所で語られる言葉も当時の公用語のラテン語なのです。 作者のヤマザキマリさんは大変研究熱心な方だと思います。 なんと4月28日に映画も公開されます。 主人公のルシウス役には阿部寛さん(笑)これも楽しみです。 ハドリアヌス帝の時代、キリスト教化する以前のローマでは 貴族も市民も仕事が終われば公衆浴場で疲れた体と心を癒す。 今の日本で言えばスーパー銭湯や温泉のようでした。 しかし4世紀、コンスタンティヌス(一世)帝の時代からローマは キリスト教を認め、人前で肌を見せることが禁止され浴場も衰退していく。 やがて欧州人の入浴の習慣もなくなり街も不衛生になる。 やがて中世になればペストのような疫病も広がったりするわけです。 「お風呂賛歌の物語」 あ~今後が気になる、早く5巻が発表されないかな・・・・・ 「名古屋でオーダースーツを提供する東洋商事株式会社のHPはこちら」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
February 7, 2012 05:56:12 PM
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