べるにーにのブログ

先日、東京で偶然見つけた中古CD。

バーバレラ(1968年制作)





ジェーン・フォンダ主演のエロティックなSFファンタジーです。



べるが以前から観たいなって思っていた理由は、



１．心のアニキ、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズの

　　当時のガールフレンド、アニタ・パレンバーグが黒い女王（バーバレラの敵）役。

２．バーバレラのコスチュームはスペイン人デザイナーのパコ・ラバンヌ。

３．マッド・サイエンティストの名前がデュラン・デュラン、

　　そう、あのUKのバンドはこの映画から名前を付けた。

４．今とちがってお色気女優だったころのジェーンが見たかった。



地球の女性バーバレラが捕らわれた科学者デュラン・デュランを

救出するミッションをあたえられ、広い宇宙を旅する。

危険な目にも合いながらも彼のいる場所を探し当てるのだが・・・



セットや作りは考えられないほどチープ、

たとえばウルトラマンの特撮のほうが格段に素晴らしいです。

監督は当時のジェーンの夫、ロジェ・ヴァディム。

彼はブリジット・バルドー、カトリーヌ・ドヌーブ、

そしてジェーンと結婚し、それぞれを主役に映画を撮っています。

作品より“そっちの発展ぶり”が有名なフランスの映画監督です。



セロファン、メタルやプラスティックの宇宙、ツイッギーやマリー・クアント、

パコ・ラバンヌの世界です、当時のファッションの空気感がそこにはあります。




700円で手に入れたDVD、感動するような作品ではありませんが、

音楽もバート・バカラック風でイカしている。

ピチカート・ファイブの世界なんぞが大好きな人にはおすすめの映画です＾＾；



ヤンキー娘、パリのキザ男に惚れたんでしょうかね？



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