カテゴリ:音楽
ドン・コーネリアスさん。
2月2日に75歳でお亡くなりになられていたそうです。 銃で自殺かも?との“悲しい噂”です。 “ソウル・トレイン”のプロデューサー兼司会者として 世界中のR&Bファンなら彼の顔を知っているはず。 実はべる、小学6年生の頃から深夜の時間、親に内緒で(笑)観てました。 アメリカって白人が多いイメージがありましたが、 この番組ったら(当時は)黒人ミュージシャンしか出てこなかった。 不思議でしたね、当時。 素人さんでしょうか、最後にペアで踊るみんなダンスが目茶苦茶カッコよかった! 最初シカゴで、ドンが企画して始まった黒人向け初の音楽テレビ番組。 当時はまだアメリカのTV人気番組は白人向けがほとんど、そんな時代。 唯一黒人が主役のこの番組のおかげでジェイムズ・ブラウン、 アレサ・フランクリン、マーヴィン・ゲイ、チャカ・カーン(当時はルーファス)、 スティービー・ワンダー、ジャクソン・ファイブなどが世界中の人気者になった。 今でもよく憶えています、フィラデルフィア・ソウルの ボーカルグループなんて目茶苦茶カッコよかったですよ! 最初、黒人音楽と白人音楽は別モノのような気がしていましたが、それは違った。 べるの好きな、いわゆるブリティッシュロックと呼ばれるUKのバンド、 ザ・ビートルズ、ストーンズ、アニマルズ、スモールフェイセズ、キンクス、etc... 彼らだってエルビス以外で憧れていたのは黒人音楽、だから彼らも必死でカバーした。 If You Don't Know Me By Now/Harold Melvin & The Blue Notes 故テディ・ペンダグラスがこのグループのリードヴォーカル、 後にソロシンガーとして“セックスシンボル”に祭り上げられた。 後年、英国の“シンプリーレッド”がカバーし再びヒットした。 Could It Be I'm Falling In Love/The Spinners シュガーベイブ時代の山下達郎の曲、"Downtown"の元ネタ曲。 Love Train/The O'Jays 今では大御所のロッド・スチュアートも ストーンズのミック・ジャガーも喜んでカバーしている。 You Tubeっていいですね、当時の空気が蘇る。 珠玉の名曲は今でもまったく色褪せない・・・・・ 日本での番組スポンサーはアパレルメーカーの"Jun"でした。 こちらはヨーロピアンムード満点、リチャード・アヴェドンがCMを撮った。 アメリカのカッコいい黒人音楽を敬愛しつつも、 (Junの目指した)まだ見ぬヨーロッパのファッションに憧れた当時。 特にJunはVANヂャケット(アイビー)とは違う、大人びたセクシーさがあった。 今気付くのは背伸びしたガキのべるにーに、 好きなモノはこの番組の影響大だったんだね(笑) 「名古屋でオーダースーツを提供する東洋商事株式会社のHPはこちら」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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