べるにーにのブログ

お盆休みも終了、今日から仕事始めのべるにーに。



4日間のお盆休み、今年3月亡くなった母の初盆もあり

遠くには出かけることもなくお休みは終わってしまいました。




でも映画をいっぱい観ることができました。



映画館ではイタリア映画「ローマ法王の休日」、

ローマの休日じゃありませんよ、法皇の休日ね（笑）

コンクラーベ（枢機卿による密室での選挙）で選ばれた新しい法皇は重圧に負け、

サンピエトロ広場に集まる信者への謁見の前に体調を崩す。

こっそりローマ市内の心療内科を訪れるのだが、

まだ顔も知られていない彼、ちゃっかりローマの街に逃げ隠れてしまう！

法皇の消えたカトリック世界、大変なことになってしまうのだが・・・・・



DVDでは同じくイタリア映画「イタリア的恋愛マニュアル」

シリーズ第3弾、「昼下がり、ローマの恋」



ロバート・デ・ニーロの伊映画出演ということで話題になったそうです。

三つのショートストーリーのオムニバス形式で

最後のエピソードにロバート・デ・ニーロが登場する。

ドタバタ喜劇、イタリア度数の濃さに大笑い。　

若者、熟年、そして初老…三つの世代のアモーレ。

「熟年編」ファビオがもう最高！　カルロ・ヴェルドーネさんという俳優で

前作、前々作にも出ていて最高に笑わせてくれる男、

ポスターではデ・ニーロと同列なのできっと凄い有名な役者なはずです。



いくつになろうと、どこでも誰でも、とにかくアモーレ！！！

どれもがイタリア式に怖いほどのいい加減さ。

でも、どんなアモーレ騒動が起ころうと平気、だから人生は楽しくなる…。

女たちは息を飲むほど美しい、美人というだけでなく、生命感みなぎる美しさ。

そして男たちは誰もが情に深く溺れやすい、アホ（笑）



アメリカ・メキシコ映画「闇の列車、光の旅」

先ほどの映画とは真逆、貧困がテーマです。

ホンジュラスの少女は父親たちと共にメキシコ経由で、

出稼ぎしている家族の暮らす“夢の国”アメリカ合衆国へ向かう。

しかし移動手段は貨物列車の屋根の上、命の危険を省みず不法入出国を繰り返す。

ある日、その列車の不法移民を子供を含めた3名のメキシコのギャングが襲う、

ボスは物品を強奪しただけでは気が済まず、その少女をレイプしようとするのだが・・・・・




ギャング団に入る子供や若者も貧困ゆえ、

とても危険なアメリカへの旅をする彼らも貧困ゆえ。



重いテーマでノンフィクションのような映画、監督は日系のアメリカ人でした。



そしてまたイタリア映画「あしたののパスタはアルデンテ」

この邦題はかなりマズい（汗）こんな軽いタイトルとは違ったゲイ兄弟のお話でした。

シチリア島と似た雰囲気のある、イタリア半島のかかとの街レッチェにある老舗のパスタ工場。


社長には二人の息子がいて将来は安泰だと思っていたら、長男次男共にゲイ！

親族一同での食事の席で長男がそのことを突然カミングアウト！　

怒りにまかせ長男を勘当した父親は、その後ショックのあまり倒れてしまう。

ローマの大学（父には経営学部とウソを言い文学部に在籍し、小説家を志している）

から戻ってきていた次男はカミングアウトもできず、倒れた父の跡取りとなって

パスタ工場を運営しようとするのではあるが、さあどうなることやら・・・・・・



かなりシリアスな物語でした。　ヨーロッパでも保守的な南イタリア、

カトリックのお膝元でもあり同性愛については寛容ではない様子でした。



イタリア映画偏向気味なのは、シチリア行き前のお勉強ということです。

イタリア語に慣れておかないと・・・・・嫁の通訳もしなければいけませんし（汗）



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