カテゴリ:旅
さて、その続き。
順調にミュンヘンに到着したべる夫妻。 ほとんどの西ヨーロッパ諸国、今ではEUで一まとめになりました。 ということでドイツが玄関になりEU内の航空便は国内線扱い。 例えばアメリカ合衆国でいうと、カリフォルニアのLAで入国すればネバダでも ノースダコタでも自由に往来できる、そんなイメージでしょうか? でも面白いのはアメリカと違いヴァナキュラー(土着的)な匂いが強いヨーロッパ、 シチリア行きの飛行機を待つ人たちは明らかに“北”の人とは違う顔ぶれです。 具体的に言えば・・・・・ 北の人は色素が薄いね、目の色も薄い。 ヒゲ剃って小奇麗だったり、ブロンドなら無精ヒゲも目立たない。 女性も比較的大柄で、清潔感のある着こなししてる。 一方のシチリア人、まあヨーロッパは戦争の歴史、国家で民族を分けても 意味はありませんが、ブロンズ色の肌、髪は黒、ブラウン、ブロンドと様々、 天然パーマ? かなりカーリーな人もいる。 古代はカルタゴやギリシャ、ローマの植民都市だったり、 中世はアラブ、その後はノルマン(ヴァイキング)に支配され、 近代はスペイン(ハプスブルグ)、フランスに蹂躙され今はイタリアに・・・・・ 個性的な様相の彼らを見ていて、その複雑なシチリアの歴史を肌で感じてしまいます。 外国の飛行場って面白いです、飛行機を待ちながらの人間ウォッチングが大好き! カーターニャ行きはエアーマルタ、シチリアの南、英国領マルタ島の航空会社です。 垂直尾翼には十字軍時代の「マルタ騎士団」の十字が。 スイスの高級時計“ヴァシュロン・コンスタンタン”と同じなのには 何か深い意味があるのかもしれませんね。 これはべるの私物ではありません、高級過ぎて無理です(^_^;) 「名古屋でオーダースーツを提供する東洋商事株式会社のHPはこちら」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[旅] カテゴリの最新記事
|
|