カテゴリ:旅
エアーマルタ、横6人掛けの小さなエアバスで二時間強、
お決まりの搭乗遅刻する人も多々あり22時30分、約30分ほどの遅れで “建物だけは”新しく立派になったカターニャ空港に着きました、 まあ上出来です(汗) スーツケースはセントレア(名古屋空港)からスルー、 無事に届いているのかは半信半疑のべる(笑)番号を確かめて 4番のターンテーブルで待っていてもちっとも出てこない。 こりゃやっぱり届いていないな・・・って思っていた矢先、 空港係員の“モタッ”としたオッサンが呼びに来た。 彼は何も言わない、どうせ日本人はイタリア語なんて喋れやしないと思ったのか、 「こっちに来い」と手招きでバッゲージ・クレームへべる夫婦を案内した。 そこには英語が堪能な比較的若い女性が座っていて 「あなたたち間違ってない? 本当はマルタ島行きなんじゃないの? 日本人二人がマルタに着いていないって連絡が来てるけど・・・・・ちがう?」 みたいなことを聞かれたべる、 「いやいや俺たちはカターニャに来たくて来たんだ、ここが目的地だ!」 と答え再びターンテーブルを見に行ったのだが、やはりスーツケースはない。 やがて何も無く、ヒトもいなくなった・・・・・ 荷物はマルタ島? やはりロスト・バゲージかと思いまた彼女のところに向かう。 今度はキッチリ文句を言うためだ。すると「あなたたちは日本人よね、 EU圏外(海外)から来てるから一番向こうの6番で廻ってるかもよ・・・」 平然とした態度でそう言う(汗) かなりムカつきながら、ガラスで仕切られた はるか向こうにある6番ターンテーブルに向かった。 やっぱり、そこでは二つお揃いのスーツケースが寂しそうに廻っていた。 (バッキャーロー!最初に言わんかい!!)と思いながら、 「でもロストよりはまだまし」と自分を納得させながら入国しようとする。 しかし、そこではもう一度X腺検査機があり、スーツケースを通すように言われる。 その中身、ちょっとトルコの国旗の三日月に似たカタチの 金属の塊がオバサン検査員にはどうも気になるらしい。 べるは満面の笑みで優しく答えてあげました。 「これは結婚式のお祝いの鍋敷きだよ、金属だけど 何にも怪しくないんだよ(俺がマフィアに見えるんかい)」と。 このように日本ではスムーズに運ぶことが簡単には行かないのがシチリアなんです。 ぜんぜん離れた端っこの入国ゲートから入ったべる夫妻、 友人エドモンドが迎えに来てくれている、人でごった返す通常の入国ゲートで 彼を後ろ姿から探し出し、無事に6年ぶりの再会となりました。 よかった、これで無事に彼の住むここから100キロ以上ある 人口6万人ほどの内陸の街、カルタニセッタに向かうことが出来る! と喜んだべる、この後新たな困難が待ちかまえていることも知らないで・・・・・ 昼間ならばこのような壮大な景色が広がる、一面麦畑のシチリア内陸部。 「名古屋でオーダースーツを提供する東洋商事株式会社のHPはこちら」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
September 13, 2012 11:21:06 AM
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