カテゴリ:旅
本当に夢のよう、ロマンティックなパーティーでした。
そうだね、メインイヴェントも終わったし旅行記はこれで最後にしましょう・・・ 前回も書いたように司会者がいない、だからパーティーの〆も超ユルい。 料理も終わり最後にドルチェ、美味しいジェラートがサーブされました。 ここに宿泊する人たちはのんびり歓談していましたが、 他のホテル、あるいは他の街に帰る親戚の人々が席を立ち始め 新郎新婦にお別れを告げてゆっくりと立ち去っていきます。 最後には彼らにもっとも近い“血族”のみが残り、パーティーはお開きになりました。 翌日はべる夫婦ものんびり(毎日のんびりでしたが(';'))させていただき、 海に寄ったりしながら再びカルタニセッタに戻りました。 シチリア最後の夜は再びシモーネ(新婦の弟)の婚約者、ロベルタの 家におじゃまして、彼女の両親とともに晩ご飯をいただきました。 やはりイタリアはマンマの国、どんな高級レストランよりもマンマの手料理が最高! パーティーのシーフード、それはもちろんゴージャスで見栄えも良く 美味しかったけれど、毎日飽きない愛情タップリのマンマの味には敵わない。 オリーブも野菜も全てシチリア産、向こうに少し見えるパンの材料の 小麦もシチリア産。 古くなったパンを刻んでオリーブオイル、フレッシュな オレガノを加えオーブンで焼く。 固い自家製フォカッチャのようなものですね。 そう、イタリアにはコンビニやチェーン店の安いレストランがないんです。 特に地方では、お昼でさえ家族みんなが集まって家で昼食を食べる。 だから外食はピッツァのみ、なぜなら家にはピッツァの窯がないから。 日本って本当に便利で、どんなサービスだってお金さえ払えば迅速に叶う。 しかもサービス業の社長たちはシステム作り、商品開発に莫大なエネルギーを注ぐ。 もちろんお店で従事している社員、アルバイトもしっかり教育されている。 だから企業の過剰なサービスに、いつも甘やかされ続けている日本人の消費者たちは、 店員の態度が少しでも悪かったり、ちょっとのあいだ待たされるだけでイライラするし文句を言う。 企業はお客様の心以上に、その手のクレームを回避することに心血を注ぐ。 べる、イタリアが日本から遠くに位置していて本当に良かったと思う(笑) もしこんな、日本のような完璧にオーガナイズされた“スーパー”几帳面で ビジネスのためなら命だって惜しくないような企業家が数多く存在する国が、 もしもイタリアのお隣にあってどんどん進出していったら・・・・・ イタリアの魅力はすべて消え去ってしまうのかな? やはり大丈夫だよね、ゼッタイそんなことはないよね(^^ゞ そこにイタリア人がいる限り、きっと彼らのスタイルは変わらない。 ゼッタイ変わらないでくれーーーー テキトーでのんびり、行き当たりばったり、大人になっても無邪気、 いい意味で子供みたいな君達を心より愛すべるの切実なお願いです!!! 地中海最大の島“シチリア”はイタリア一の穀倉地帯、内陸は見渡す限りの麦畑。 「名古屋でオーダースーツを提供する東洋商事株式会社のHPはこちら」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
September 28, 2012 04:55:16 PM
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