カテゴリ:本
何故こんなに辛辣なのか?
何故物事の核心を的確にとらえられるのか? 世の中は欺瞞や嘘で出来ている。 と言ったら叱られるけれど、もしも人間の本音が誰にも聞こえたら、 それはもうかなりキツい、悲惨な世の中なのかもしれませんね。 世の中には性善説も性悪説もあるけれど、 きっと一人の人間の中に善も悪も宿っているはず。 べるの大好きな作家について書きます。 オスカー・ワイルド(1854-1900) Wikiによれば・・・・・ アイルランド出身の詩人、作家、劇作家。耽美的・退廃的・懐疑的だった19世紀末の旗手のように語られる。多彩な文筆活動をしたが、男色を咎められて収監され、出獄後、失意から回復しないままに没した。 中略 墓碑は、パリのペール・ラシェーズ墓地にある。ジェイコブ・エプスタイン(Jacob Epstein)が1912年に彫った。股間を隠さない全裸の男性像は、旧法を盾に、作者やコンスタンティン・ブランクーシらが抗議するまでは、受け入れられなかった。 彼の文業と生きざまは、世界中に影響を及ぼし、日本に限っても、森鴎外、夏目漱石、芥川龍之介、谷崎潤一郎以降、訳書に記す翻訳者たちが、ワイルドを意識した。 なんか酷い書かれようです(笑) 現代だったら同性愛なんてどってことないだろうに・・・・・ べるは短編「幸福な王子」で彼に出逢い、「ドリアン・グレイの肖像」でハマりました。 近年“ドリアン”は映画化されたけれど日本未公開、ちょっとべるは不満です。 そして彼はたくさんの名言を残していることでも有名。 少しだけ、恋愛についての言葉のみ抜粋します・・・・・ 「結婚というもののひとつの魅力は、双方にとってだましあいの生活を絶対必要とするのだ」 「恋すると誰でも自分を欺くことから始まり、他人を欺くことで 終わるのがつねである。これが世の、いわゆるロマンスである」 「男は人生を早く知りすぎるし、女は遅く知りすぎる」 「男はどんな女といても幸福にいけるものです。彼女を愛さないかぎりは」 「男は女の最初の恋人になりたがるものだが、女は男の最後の恋人でありたいと思う」 全て彼に同意や共感する必要はないけれど、 凡人とは別の視点から捉えていることが凄いと思います。 彼の名言は決して人を幸せな気持ちにはさせません(笑) でも人生経験を踏むとわかること、気付くこともある。 もしも彼が今生きていたら、たとえばフェイスブックやブログに何を書き込むのか? いや、何も書き込まないかな? そんな空想がべるの脳をよぎりました・・・・・ 美しい男性、恋人のアルフレッド・ダグラス卿とともに 「名古屋でオーダースーツを提供する東洋商事株式会社のHPはこちら」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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