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「ザ・グレート・ギャツビー」
F.スコット・フィッツジェラルド著。 べるは読んでいません、アメリカを代表する文学作品だそうです。 以前、村上春樹が現代文で新たに翻訳したことでも話題になりました。 フィッツジェラルド自身の恋愛とも重なりあう恋の物語、 “成り上がり”の大富豪ギャツビーの謎に満ちた人生に迫るストーリー。 1974年に「華麗なるギャツビー」と言う邦題で ロバート・レッドフォード主演で映画化もされました。 そして今年レオナルド・ディカプリオ主演で再度映画化されました。 1920年代のアメリカ、その時代は“ローリング・トゥェンティーズ”と呼ばれ、 栄華を極めた“狂騒の20年代”と言われたそうです。 政商、資本家、銀行家が第一次世界大戦で大儲けした時代。 JAZZが当時の最先端の“ヒップ”な音楽、 シャンペーンを“浴びて”JAZZで男女共、おめかしして踊り狂っていた時代。 アメリカのアート様式であるアールデコ、その意匠により ニューヨークやシカゴのような大都市では高層建築物が続々と誕生した時代。 石炭から石油にエネルギーが変換し、同時に自動車が普及した時代。 それまでのパクス・ブリタニカ(英国による世界支配=平和)は終焉をむかえ、 新たな時代、パクス・アメリカーナ(米国による世界支配=平和)が始まりつつある。 そして多分、アメリカの最初で最大のバブル期だったんじゃないのかな・・・・・ 100年後の今の時代とちょっと似ていませんか? パクス・アメリカーナは終焉をむかえそうですが リーマンショックが終わりアメリカ経済が回復、 石油はまだまだあるけれど、新たなエネルギーへの移行も始まっている。 そして日本経済も、好調なアメリカ経済の影響で再び回復基調です。 そんなムードが「アメリカン・ファースト・バブル」を描いた この豪華絢爛な映画には追い風なのかもしれません。 衣裳も豪華、ドーメルの生地を使いブルックス・ブラザーズの手掛けた メンズウェアの考察のため、べるは公開されたら真っ先に観に行きます。 広告デザインもアールデコでバブリー(笑) 「名古屋でオーダースーツを提供する東洋商事株式会社のHPはこちら」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 11, 2013 02:43:31 PM
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