カテゴリ:オーダースーツ
70歳以上のお客様は、よく昔のお話をされます。
「若い頃は背広は全て手縫いのオーダーメイドだった。 ミリオンテックス(大同毛織)で仕立てることが憧れだった。 初任給くらいの値段だったから簡単には買えないので、 給料を少しずつ貯金して、お金を貯めてからテーラーの門を叩いた」と・・・・・ 50年ほど前でしょう、今とちがってモノのない時代の 買い物ってもっと“神聖な行為”だったはず。 モノにも魂が宿っていると信じられていたのかも。 かつては1ドル=360円の固定相場だった。 単純に考えてもアメリカからの輸入品なら、 今、1ドル=90円として4倍の価格だったはずです。 なので高価だった“舶来(今では死語?)生地”の価格も下がりました。 物質的になら日本人は幸せです、贅沢なモノにも手が届くようになったから。 この写真の生地はゼニアのデッドストック。 かなり珍しいアイテムなんです。 昭和37年に制定された「通産省承認表示者番号」もタグに記載されている。 昨日遊びに来ただけのべるの友達にこっそり見せたら一目惚れ! さっそくオーダーいただきました。 今の4倍の価格にはしませんでしたが(笑) 「名古屋でオーダースーツを提供する東洋商事株式会社のHPはこちら」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
June 6, 2013 11:22:09 AM
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