カテゴリ:アート
前回の浴衣パーティーから“和風”が続きます。
夏の終わりに岐阜市長良川の鵜飼いを初めて観ました。 時は平安中期、約1300年前から続く伝統的な鮎漁。 6名の鵜匠の正式名称は宮内庁職名「宮内庁式部職鵜匠」だそうです。 彼らは世襲制の国家公務員なんですって、そんなこと誰も知らないよね? べるたちは18時頃、屋形船に乗り込みます。 3名の船頭が川上のその場所まで漕いで行く。 船内ではお弁当を食べながら漁の始まる時間、暗くなるまで待つ。 1時間ほどして6艘の鵜舟が順次にあらわれ、鵜飼を披露。 約10羽の海鵜の首に絶妙な力加減で綱が巻かれている、鮎を飲みこませないように。 鵜匠は全ての鵜の手綱を器用に操る。 鵜が鮎を捕える習性を利用し鵜匠が鮎を横取りする(笑) このような漁法って海外にもあるのかしら? 非効率だがユニーク、贅沢で優美さも兼ねる。 だからこそ時の権力者の庇護を永遠に受けられてきたのだ。 名古屋から近すぎて興味もなく、この歳になるまでまったく知りませんでした。 灯台下暗し、世界中見渡してもきっと珍しい漁法のはずですよ。 7年後の東京オリンピック見物に来日する海外のお客さまにもお勧めしたい。 京都へ行く途中にでも寄って楽しんでもらいたい、日本的で“雅”なスペクタクルです! でも英国人あたりにはコレ、“動物虐待”って言われるかもしれないな(^^ゞ 「名古屋でオーダースーツを提供する東洋商事株式会社のHPはこちら」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
September 10, 2013 05:46:55 PM
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