カテゴリ:映画
べるの通うジムに以前トルコ人男性が数名通っていました。
“マニアックなジム”なので筋力を強くしたい男しか来ないのが残念ですが(笑) 彼らは解体業の作業員や経営者、日本で働いていたんです。 彼らが言ってました。トルコ人の赤ん坊には蒙古斑があるって。 同じモンゴロイド、モンゴリアンが彼らのルーツなんですね。 ロシアはほとんどタタール人の国でしたし、 今話題のクリミア半島もコサックに駆逐される前は チンギス・ハンの末裔が築いたクリミア・ハン国だった。 イタリア/ポーランド合作映画『神聖ローマ、運命の日 オスマン帝国の進撃』 婦女子にはまったく受けなさそうなタイトル(笑)の映画を観てまいりました。 (背中に巨大な鳥の羽飾りを着けたポーランドの有翼重装騎兵) あらすじを史実通りに書けば、1683年カラ・ムスタファ・パシャ (パシャとはここでは大宰相、軍事にも長けた大統領のような意味)の率いる 総勢15万人のオスマン(トルコ)軍はバルカン半島や東欧を手に入れた後、 神聖ローマ帝国皇帝レオポルド1世(ハプスブルグ家)統治下のウイーンを包囲する。 そこには10分の1の兵力しか用意がなく絶望的な状況だった。 皇帝はウイーンを逃れ諸侯に援軍を要請、やがてドイツ諸侯の援軍が駆けつける。 中心であるポーランド王ヤン3世ソヴィエツキの援軍3万(有翼重装騎兵「フサリア」) の活躍によりついにオスマン軍を撃退する、その9月12日の決戦までを描いた映画。 しかし映画の中で最も魅力的な男はカラ・ムスタファ・パシャ。 (エンリコ・ロ・ヴェルソという名の役者さん、シチリア出身です!) 要塞(この場合ウイーン)を守るドイツ系の諸侯よりも 果敢に攻めてくる命知らずな騎馬民族のリーダーのほうがカッコいいんです。 そう思うのはべるにも流れるモンゴリアンのDNAのせいでしょうか(笑) 実はよく出来た戦争映画もとても好きなのです。 もちろん戦争自体は悲惨で大嫌いです、映画だけ。 文化的だとか理性的だとか言われている人間が奥底に持つ 野蛮さ、残虐さ、愚かさを露呈させる非日常の世界。 特に飛行機が発明される以前の地上戦、集団と集団がぶつかり合うエネルギーが好き。 普段は大人しいべるにーにも極限状況では何をするかわからない“普通の人間”だから。 援軍のクリミア・ハン軍の将軍役はハル・山之内さん、日系人の俳優さん。 「名古屋でオーダースーツを提供する東洋商事株式会社のHPはこちら」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 13, 2014 11:20:54 AM
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