カテゴリ:旅
話はゲルでの生活に戻ります。
大草原で蒙古馬に乗りました! 小柄な馬、サラブレッドやアラブに比べたら仔馬みたい。 目線が高すぎず、べるのような乗馬ビギナーたちには助かります。 ちょっとだけですが、お下品なお話をします。 べるの乗ったのは雄馬、でもタマタマが切除されておりました。 なので興奮してフェラーリのエンブレムのカヴァリーノ・ラパンテ、 跳ねる仔馬のように後ろ足で立って暴れることもなかった(笑) とても安心して乗馬を楽しむことができました。 やはりバイクとは違い、四つ脚を交互に運んで前に進む馬なので背中が動く。 鐙(あぶみ)に乗っても不安定、なので自分の脚で馬の脇腹を挟みます。 こりゃ下半身にとっていい運動になる、本物は家電の『ジョーバ』以上。 感慨深いのは、12世紀モンゴル帝国の兵士はこんな馬と共に 果てしない旅を続け、ヨーロッパやペルシャ、中国でいくつもの戦を勝ち進んだ。 昔のモンゴリアン兵士は凄かったんです。 モンゴル旅行記はそろそろ終わりにします。 日本とは全然違う環境に身を置く、携帯もつながらずパソコン、テレビ、ラジオもない。 これってとても贅沢な体験だったと思いました。 物質的な贅沢とは正反対ですが、現代の日本ではこんな経験はできない。 目の前には大自然があり、それを認識する自分がいる。 そして仲間と食事をし酒を酌み交わし眠るだけだ。 (モンゴル探検隊青年部? 一部のメンバーです) とてもシンプルですよね。 遊牧民は行動の民ですが、逆説的には哲学者のようでした。 実は人生に意味なんてないのかもしれません。 生まれて寿命を全うしたら後は死ぬだけ、とても単純です。 そして我々は生きるため、残酷ですが動物を屠りその肉を食らう。 (食堂の床に無造作に置いてありました、べるたちのオカズになる食材です) 日本に帰ってから(以前よりその傾向はありましたが(笑)) さらに物事をさらにシンプルに考えるようになりました。 最後まで旅行記にお付き合いいただき、誠にありがとうございました!!! 「名古屋でオーダースーツを提供する東洋商事株式会社のHPはこちら」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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