カテゴリ:映画
気狂いピエロ。
1965年 フランス映画。 ジャン・リュック・ゴダール監督。 ジャン・ポール・ベルモンドとアンナ・カリーナの主演 フェルディナン(ベルモンド)は、不幸な結婚をしていた。自らの退屈な生活から逃げ出したい衝動に駆られていたフェルディナンは、ふと出会った昔の愛人であるマリアンヌ(カリーナ)と一夜を過ごすが、翌朝見知らぬ男性の死体を見つけ、彼女と共に逃避行を始める。 アルジェリアのギャングに追われながらもフェルディナンは充実した生活を過ごすが、そんな彼に嫌気がさしたマリアンヌは、ギャングと通じてフェルディナンを裏切る。すべてに絶望し、マリアンヌを銃殺したフェルディナンは虚飾に染まろうと考え、顔にペンキを塗る。さらにはダイナマイトまで顔に巻きつけ、死ぬつもりで火を点けるが、そこで我に返ったフェルディナンは火を消そうと焦るも間に合わずに爆死するのであった。その画面にアルチュール・ランボーの詩「永遠」が朗読される。(wikipediaより) DVDを購入し、再び鑑賞。 ベラスケス。 ピカソ。 マティス。 フランス男とイタリア妻とデンマークの女。 赤いプジョーと青いアルファロメオ。 夜のパリと太陽のミディ(南仏) 再び青と赤。 恋と裏切り。 生と死。 ダイナマイト、そして永遠。。。。 べるが見た中では一番“粋”な映画かもしれない。 サンティモン(感情)を極力排除した脚色。 説明がとても少ない。詩集を持ち歩くフェルディナンの朗読が台詞になる。 不思議です。高校生のときに観たときより今のほうが衝撃(笑) お涙頂戴、感動の強制、感情移入、道徳、そんなものはこの映画にはない。 久しぶりにゴダール監督に殴られました(笑) 「名古屋でオーダースーツを提供する東洋商事株式会社のHPはこちら」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
February 19, 2015 05:47:53 PM
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