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べるにーにはほとんどテレビを観ないのに、ついにハマってしまいました。
それは英国のドラマ『ダウントン・アビー』です。 時代は20世紀初頭エドワーディアン、舞台は貴族のお屋敷。 広大な伯爵家の領地にあるそのお屋敷の中で、人間ドラマが展開されます。 伯爵夫婦、その3人の娘、伯爵の母、娘の婚約者。 執事、家政婦長、伯爵付従者、伯爵夫人付待女、下僕、料理長、運転手・・・・ 登場人物も多彩です。 誰が主役というわけでもない、それぞれが主役。 一番感動的なのは被支配層(使用人たち)の代表である執事カーソンの矜持、プライドです。 自分の哲学を持ち、支配層(伯爵家の人々)に対し堂々と意見も述べる。 その次に感動的なのはクローリー家の当主 グランサム伯爵の持つノブレス・オブリージュ(貴族階級の義務) 消して浪費せず、自己抑制能力に長けた男! 資本家ではありません。莫大な資産は領地やお屋敷などの不動産、 美術品や調度品の数々。現金収入は多いわけじゃない。 そんな彼、べるのような経営者にとってはとてもお手本になる。 自分の使命を『貴族が存在するのは領地の人々、そして使用人たちの雇用を守るため』と言う。 尊敬すべき男、素晴らしいお手本なのです。でもまあドラマなので(笑) 第一次世界大戦、ロシア革命(王政の崩壊)、 アイルランドの独立・・・時代の変化は急激です。 はたして彼らはどうやって生き残る? エレガンスを守っていくのでしょうか? 先が気になってしまうドラマなんです^^; もちろんいつもチェックしているのは衣装やアクセサリーの数々。 ハリウッド映画とちがって(笑)とてもリアル、本物を使っているのでしょう。 何をするときに何を着る・・・・そこに歴史、文化、そして知性を垣間見ます。 最後に、マギー・スミス演じるバイオレット(伯爵の母)が素敵です。 ユーモラスでちょっと毒舌、エレガントで潔いお婆ちゃまなのです(笑) 「名古屋でオーダースーツを提供する東洋商事株式会社のHPはこちら」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
March 10, 2015 05:35:54 PM
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