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Jan 1, 2007
テーマ：サッカーあれこれ(19906)
カテゴリ：カテゴリ未分類
「入りそうで、入らない。でも大丈夫。」
こんなコトバがこの試合の印象。 実際、フルメンバーのガンバは強かった。 それにしても、遠藤が入るだけで これだけチームに 迫力が増すとは思わなかった。 この試合を最後に監督を退任するギド・ブッフバルト監督に なんとしても、花道を飾らせたい！！ この気持ちが、レッズの選手を サポーターを 奮い立たせていたのは事実だ。 ギドの紹介でドイツ・カールスルーエーに移籍するなど 監督に一番世話になった永井が ゴールを決めたというのも ドラマチックな展開に花を添えた。 それを差し引いても 都築を中心によく守った。 コーチング・判断力・そしてキック この３つが、どれをとっても この日の都築は完璧だった。 となりで観戦していた熱心なガンバサポが 「どうして、きまらないんだろう？」 とこぼすぐらいだった。 それに加え、リーグ戦では 控えだった３選手で形成された急造ＤＦ陣はじめ 体調不良の選手を含め全選手で 必死にがんばって リーグ屈指ともいえる ガンバの攻撃の芽を摘み取っていった。 そして、後半のワンチャンス 長谷部から岡野にボールがわたり 「ここしかない。」 と思ったときには ゴール前で永井がボールを流し込んでいて シャッターを切る余裕などなかった。 天皇杯の福岡戦、ジュビロ戦、そして鹿島戦を通じて 接戦を勝ち抜くことによって 勝者のメンタリティが確実に備わっていった。 その気持ちの強さが ワンチャンスをモノにできたんじゃないかと思う。 こうして苦しい試合をモノにして 天皇杯２連覇を達成するとともに ２００８年ＡＣＬの出場権を獲得！！ 世界進出を考えているクラブに その意義は、計り知れず大きい。 そして、何よりも 自分の大好きなサッカー選手であり監督である ギド・ブッフバルトと 最後の仕事を共有し達成できて 何よりも大満足。 彼を連覇という 最高の結果で送り出せて 本当に良かった。 たしかに「勝つだけのサッカー」は 決して褒められたものではない。 ただ、欠場者続出の中で 結果を出していくことも重要であり 層を厚くすることにもつながる。 勝ち続ける事によって タイトルを取る事によって 王者のメンタリティも培われる。 ただ、誤解してもらいたくないのは これは、あくまでも「手段」であって 「理想」ではないということ。 レッズにしても この日、怪我で途中交代してしまった 小野を含めて ベストな状態のフルメンバーを組めれば もっと、もっとワクワクするサッカーが見れるはず。 そこは、新監督のオジェックの手腕に 期待したいと思う。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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