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テーマ:ニュース(100194)
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9月28日のニュースで下記のような記事を拝見した。 [ 民主有志が抗議声明 那覇地検は「権限逸脱」] < 民主党の松原仁衆院議員ら有志議員約70人は27日、那覇地検が「日中関係への考慮」を理由に船長を釈放したことを抗議する緊急声明を発表した。「刑事訴訟法の範囲を超える政治的判断であり、検察の権限を逸脱した極めて遺憾な判断だ」としている。声明は「このような判断が検察の独断で行われることは、議会制民主主義の原則を大きく揺るがす」と批判。中国の謝罪と賠償要求は「言語道断であり“一切応じない”との政府判断を強く支持する」とした。> まさしく開いた口が塞がらないと言った暴挙である。 那覇地検が中国船長を釈放したのは紛れもなく与党である民主党の要請である。 それを那覇地検に抗議するとはそちらの方が言語道断であろう。 弱腰外交を世論で責め立てられ、その責任を那覇地検に押し付けようと言う姑息な手段である。 その証拠に那覇地検が釈放の声明を出した時、「わが国国民への影響や、今後の日中関係を考慮した」と発表している。 一地方の検事が発表する内容ではないし、どう考えても内閣の意向が働いたと読めるだろう。 僕にはあの地検の声明も日本国家に対する皮肉のようにも受け止められる。 那覇地検は国が関与した事実を暗に示唆して抗議したと見えてならない。 普天間問題で沖縄県民の心を裏切り、さらに今回の尖閣諸島での腰抜け外交を回避するような那覇地検への責任転嫁。 沖縄をどこまでバカにすれば気が済むのかと言いたい。 那覇地検と言わずとも、いい加減、沖縄県人は日本国家が沖縄を見捨てるような政策に怒り心頭のはずだ! 地検の声明を出過ぎた真似だと言い張る評論家がいるが、沖縄の心情を知らぬ大馬鹿者だろう。 中国の横暴な外交には弱腰で、沖縄の自国民に政府の弱腰の後始末を押し付けるのでは国家としては末期である。 石垣の漁民も尖閣諸島では漁が出来ないと言う。 沖縄は人身御供か、人柱なのか!? ここまで国が守らない地域も珍しい。 これなら沖縄は日本から独立して、米国と独自に軍事援助を得た方が尖閣諸島の領海権を守れるだろう。 日本に沖縄を守る力などない。 沖縄にこれからも米軍が駐留するのなら、海上保安庁や自衛隊よりも米軍で領海を守る方が頼りになる。 無論、これは極端な発想ではあるが、そうした方が良いと思うほど日本国家の沖縄に対する配慮はないのである。 本当に与党である民主党は何をしているのだ。 参院選で大敗して下がった支持率を上げるために代表選挙に小沢一郎を選抜して盛り上げ、出来合いレースのように官政権を再度立ち上げて支持率を上げる。それに国民も乗っかる。 だが、いざというときは全く頼りにならない政権である。 普天間問題も解決の見通しも付かず、経済対策もただ海外の動向を見守るしか出来ない。 そして今回の尖閣諸島問題である。 国を守れない国家も政治家も存在意義などはないっ!! 内閣を守る事が国家か? 地方よりも党を優先するのが国家か? 日本国憲法とはそれで是とするものではないはずである!! 一人の沖縄県人として本当に今回の政府の行動には憤慨した! 殺意にも似た怒りを覚えるっ!! 第二次大戦から何も変わらないではないかっ!! 沖縄はいつも、いざという時はトカゲの尻尾のように扱われている!! これが国家のあり方というなら、自国の利益しか考えない中国の方が国を守るだけマシである。 今回の事で初めて漫画を描く気が起きなくなった。 三国志漫画も中国の身勝手な傲慢さでその意義を見失った気がする。 いや、意義などは新たに創れば良い事だが、怒りでその気が起きないと言うのが正しい。 それほど、日本と中国に失望している。 果たしてこの国はどこに向かって進んでいくのか。 このような国家に国民が黙って従うだけなら未来は暗いとしか言えない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年09月29日 02時59分46秒
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