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カテゴリ:バリ島日記
さあ!日が空いてちょっと書きづらいですが、
チューとのタイマンバトルを終えて、これでもうでないだろう、 と思われたその明くる夜のこと。 やっぱりチューは現れました。 見つけたのはやはり我が家のエース。トイプー。 時間は PM11:00 よし、今日は徹底的にやってやる!! 【中盤戦】 壁に背がついている大きな棚の裏に隠れるチュー。 どうやら棚の裏側の下が空洞になってる模様 対ネズミ戦において抜群の効果を発揮してきた 最終兵器、熱湯をしょっぱなから投入。 棚の裏側に一気にお湯を流し込みます。 床がびしょびしょになるのはご愛嬌。 ⇒効果なし。熱湯はどこか一箇所に追い詰めて 5秒以上浴びせないことには効果が期待できない。 仕方ないので棚を一人で動かしてホウキによる直接攻撃! ⇒ミス!すばやい動きについていけず。 このやろう。。 姿を全く見失ってしまった。。 また逃げられてしまうのか。。 「こっちよっ!ここにいるわ!」 なんだって!? トイプーの呼びかけに応じて現場へと急行。 発見!マットレスベッドの脇にいやがった! うおお!ホウキ攻撃!ホウキ攻撃! 壁とベッドの隙間は狭すぎて全く当たらず。 ならばとばかりにベッドを持ち上げてみると・・・ ぎゃあー!!!向かってきよった!!! あわてて手を離したら 「キキィ!」とチューの悲鳴。 しめた!これでこのまま押しつぶせば、 ベッドの上からニードロップ! さらに地団駄を踏んでニードロップ!! あーんどフライングニードローップ!! やったか、今度こそ。 ベッドを持ち上げてみると うおおお!!向かってきたー! 次にチューが隠れたのはベッド脇の本棚の下! しめた!この本棚は出入り口さえ塞げば絶対に出れん!! うおーりゃああああ!! 新聞、タオルで出入り口を封鎖完了! ついに!ついに!! チューを熱湯の射的距離内にとらえました! 後はとどめをさすばかり。 角度が難しいけど、やるぞ!やってやる!! 急いで台所に行き、やかんに火をかけて戻ると、 タオルがはじかれている?! !! しまった。。もっと重いものでやるべきだった。。 絶体絶命のピンチを乗り越えたチューが次に逃げ込んだのは、なんと倉庫部屋! やるじゃないか。チューの最も似合う、 そしてこちらにとって最もやっかいな場所を選ぶとは。。。 いいだろう!! 俺は貴様を退治するまでこの部屋を出ーん!! 戦友トイプーには遠慮して外に出てもらい、 倉庫の扉、窓を閉める。 これで、ヤツはどこにも逃げることはできないっ! さあ!いざ勝負! 【終盤戦】 Tシャツやら私服やら、かなり雑然としている室内。 ヤツが入り込んだのはその中の一画、 梱包用の紙くずでできたブロックの裏! まずは周りの障害物(プラスチック製の棚など) をよけて紙くずブロックのみを丸裸に。 そっとブロックを動かしてみるといた! ああ、逃げてしまうとホウキで脅しをかけ 左へ向かえば左を叩き、右へ向かえば右をたたく。 まさに一進一退の攻防。 紙くずブロックをはさんで向かい合う二人は さしずめ現代の武蔵と小次郎。潮風が目にしみます。 と、ブロックを前にちとずらしてみると やや!チューのものと思しきう○こちゃんがたくさん! ここがヤツのねぐらだったのか。 ・・・と一瞬の隙をつかれた! ブロックの裏から飛び出し、プラスチックの洋服引き出し?(フィッツみたいな?) の裏へ逃げやがった。 「卑怯だぞ!貴様!正々堂々勝負せんかっー!」 と至極真っ当な言い分にも全く耳を貸さぬチュー。 まったく、なんのための耳なのだ。ぷんぷん。 今度はその周りの棚を丸裸に。 さらに好都合なことにその棚は角に配置されている! チャンス! まずは向かって左の隙間を棒で塞ぐ。 するとむかって右から出てこようとするのでホウキで威嚇! さらにそっちも布を詰めて封鎖。 動ける範囲はもはや限られているっ! このパターンは・・・熱湯! 今度は逃げられないように予め火にかけておいたやかんを もってきてあるのだ!ふっふっふ。 くらえい!熱湯攻撃ー!ジョボジョボジョボー。 「キッキィー!キッキキー!」 効いている効いてる。ジョボジョボジョボー。 ・・・・・。 やったか、、 裏を覗いてみると・・ 生きている! くそっ!お湯が足りなかったのだ。。 もう一度お湯があれば。。。 改めてタイマンの難しさを知る。 相方がいればお湯を取ってきてもらうことなど 朝飯前だというのに。 『それで終わりか?所詮その程度、 貴様なんぞにこのチューは倒せん!』 ま、負けるのか。。手に持っているのは一切ダメージを 与えられていないホウキのみ。とてもとどめはさせない。 ガサッガサゴサッ! チューのヤツ、上から出ようと上ってきている! くそっ!逃げられてしまう。。 2日もかけて今日だってもう4時近いっていうのに。。(泣) けどもう武器がなにも・・・ いや、布はあるんだ。こうなったらそれでつかむしかない!! いよいよ最後の一騎打ち。 唯一右側のみ通路をあけて、 そこから出てくるところを捕らえるのだ。 ヤツはもう目に見えるところまできている。 しかし警戒心からかまだ捕まえれるところまでは来ていない。 にらみ合うこと数十秒。 先に動いたのはチュー! 『捕まえられるもんなら捕まえてみろオラァーッ!』 えい。 キッキーー。 捕獲完了。 あれ?最初からこうすればよかったんでわ?? その後布にくるんだまま熱湯に沈めて チューは天に召されました。 ちょっとだけかわいそうな気もしました。 ようやくこれで一安心。 トイプーとお互いを称えあいます。 よくやった。 これで寝れるね。 ぐったり疲れてベッドに向かう途中に目に入ったのは 水浸しとなった室内とグチャグチャな倉庫内、 動かされた棚と床に着いた傷。 見なかったことにしたのは言うまでもありません。 おしまい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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