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カテゴリ:バリ島日記
実は今とあるイベントのお手伝いをさせていただいているのですが
昨日は時間の都合がつかず、皆より遅れて練習会場まで ひとりで行くことになりました。 数日前にも一度行った会場なんですけど そのときは前の車にひたすらついていっただけなので どこをどう曲がったか?なんて細かいところは覚えてないんですよね。 案の定、近くまできたもののどこをどう曲がって入ったらいいやら。 そこでたまたま通りがかったワルンで道を尋ねました。 「すいません、○○さんのところにいきたいですけど」 「○○さん?」 「はい、ダラン(ワヤンクリの語り部)で有名な・・」 「ああ~!○○さんね!あんたそしたらここの道じゃないよ ここを真逆に戻って左に曲がって右に曲がって・・」 といわれてもなかなか理解できず。 「とりあえずじゃあそのへんまで行ってみますね」 「それがいいよ、その辺で聞いたらきっとわかるから」 そう言って車を発進させて20Mほど先のところでUターン してまたそのワルンの前を通りかかると 「おおい、これ地図書いたから。これできっとわかるよ。 これをこういってこう行くだろ。そしたらここだ!」 なんとわざわざ地図まで書いて説明してくれました。 ものすごく省略してあったので実際行ってみると ちょっとわかりづらかったけど おかげで無事会場に到着。ワルンのお父ちゃんに感謝です。 バリ人って素敵だな~とこういう時にも思います。 人が困っていると絶対にほっておかない。 道を尋ねて、その人が知らなくても 「ちょっと待ってな。あの人だったら知ってるはずだよ、おお~い!」 といって離れたところにいる別の人に聞いてでも教えてくれようとする。 以前に車がエンストしてしまった時も ”どうした、どうした!”と言いながら十数人の村人達が 集まってきて手助けしてくれたことがありました。 観光地化がすすみすぎているところなんかだと そういった親切心を装って「道案内するよ!」とか言いながら お金をせびるひとなんかもいたりしますが そういうのはあくまで極々一部。 どこに行っても同じように親切なバリ人が僕は好きです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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