愛・天地人博南魚沼
昨日に続き,今度は南魚沼・六日町…上田庄での天地人博。 入ってすぐは,やはりドラマの役者・登場人物紹介。上越と違って,景勝と上田衆から紹介され,その後に謙信や仙桃院,お船,菊姫らと続きます。こちらの天地人博の特徴は現地ロケ多くの地元エキストラが出たロケが行われたときの様子,メイキングなどが紹介され,ドラマの作られる様がよくわかります。シアターもそのときの様子が2ヶ所で上映され,思わず笑えるシーン満載。3話「殿の初恋」で,景勝と上田衆が,謙信の前で武術の稽古をするシーンで,殿の槍の先が勢いで取れてしまったり殿の槍の先が,泉沢の股間に入っちゃったりちなみに私のここでのツボは,やはりナレーションの銀河万丈さんでした あと,ここは景勝の本当の父,長尾政景の地でもあるので,政景の歴史や謙信との関係などの展示もありました。記念写真コーナーは,愛の兜(もちろんレプリカ…というかハリボテっぽい?)を実際に被って撮れます。そして「花の慶次」の作者,原哲夫さんの描いた,兼続が出てくるシーンの絵も飾られています。 あ。あとココに来たら,ついでに「直江兼続公世伝館」や,坂戸城跡にも行ってみると良いです。上田衆の具足(レプリカ)が飾ってあるのですが,ドラマで馴染みのある名前が出てきて,親しめると思います。そしてこの世伝館があるのは,政景公が溺死した公園の敷地です。 ドラマの中で「城下の池で溺死」と言われていますが,本当に城の近くなんですよね。あと,与七が雲洞庵に薬草をもらいにいったときに,父が「そんなところまで行っておったのか」というシーンがありますが,確かに昔の人の足でも走って1時間はかかるくらい離れている,「そんなところ」なんですよ。しかも,今でもすごい坂道だし…そういう「距離感」を体感してから録画したドラマを見直すと,与六が寺を飛び出して家に帰ったり,母が重篤で走って帰ったりシーンは,違う気持ちで見られます。 天地人博3箇所全部行きましたが,どこもそれなりに特徴があって面白く,でも3箇所も行くと登場人物紹介などは「もういいよ」という気持ちにもなります。これから行く人の参考に少しでもなれば嬉しいです。