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皇太子妃雅子さまが大分県での全国障害者スポーツ大会を欠席し、長女愛子さまの学習院初等科(東京都新宿区)の運動会を観戦したことに対して毎日新聞では、「公より私を優先させた」として批判的な記事を書いている。↓
http://mainichi.jp/select/opinion/eye/ そして宮内庁はこういう選択を取った理由に雅子さまの病気が原因としているが、この記者に言わせると納得がいかないらしい。「病状をもっと具体的に述べよ」といきまいている。 まるで相撲巡業をキャンセルしてモンゴルでサッカーに興じていた朝青龍のような扱いだ。 私自身は皇室に対して特別な思いはない。天皇制賛成でも反対でもないが、しかしまあ、本当に新聞記者というのは好き勝手なことを書くものだと思う。雅子さんの病気が精神科疾患であることは公然の秘密である。公人とはいえこういう病気に関しては自分の病状を事細かにマスコミに暴露されることが病気にいかほどの悪影響を及ぼすかは医学の専門家でなくとも容易に想像がつくだろう。その程度の想像力も無い人間が記事を書くから困る。 大分県まで泊まりがけでしかも大勢の前で身を正していなければならない公務と、すぐ近くで行われている娘の運動会を観に行くのとでは負担に雲泥の差がある。精神疾患を患い公務を欠席した雅子さんが気晴らしに娘の運動会に行くぐらいのことがなぜこの記者は許容できないのか理解に苦しむ。 それで思い出すのが、かつて雅子さんの初めの妊娠を5週という早い時期に各新聞が大々的に報じ、その後流産されたことである。 産婦人科医が最初の妊娠報道記事を目にしたときに思ったのは、「おいおいまだ5週だろ。雅子さんの年齢を考えたら流産する可能性も高いのに、そんな早くから報道してええんかいな。」ということである。流産したときの雅子さんの精神的傷跡はマスコミの勇み足の報道によって消えがたいものになったと想像する。 マスコミには「皇室には全くプライバシーなど要らない。何でもかんでもすべて暴露してもらわないと許さない。」という思いがあるのだろうか。 雅子さんとて元々自ら望んで皇室に入ったわけでも無いだろうに・・・・皇室に入らず外交官としての仕事を続けていれば良かったのに。たぶん御両親はそう思われてるんじゃないかな。 かわいそうやなーとつくづく思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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