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最近中学生や高校生相手に性教育をしに行くと思うのですが、なんか生徒達が元気が無いです。5,6年前と比べての話ですが、年々大人しくなっているような気がします。
話の内容が内容だけに、こっちとしては適当に茶化したり、ニヤニヤしたり、「ウォー!」とかいう反応があった方が話やすいんだけど、どうもみんな真面目な顔して姿勢を正して聴いている。まあ行儀がいいといえばいいんだが、多少受けを狙った話し方をしてもシーンとされると何かしゃべってる自分がアホみたいに思えるしね。 特にマ×ターベーションの話をするのはけっこうむずかしいんですが、これは適当に茶化してくれるやんちゃくさいヤツがいた方が絶対に話しやすい。ある程度ヤジに応えるような形で話をすすめるとこっちも照れなくて済むけど、シーンとしてると本当に話してる自分が恥ずかしくなります。「自分でやるぶんには人に迷惑かけないからな。あまりパンツ汚すとお母ちゃんに怒られるから、まあほどほどにしとけよ」なんてことくそ真面目な顔をくずさない生徒相手に話せませんわな。 学校の先生に聞いてみると、やはりここ数年生徒はみな大人しくなってきているらしい。いわゆる不良という部類の人間も減ってきて、「やんちゃする元気も無い」という感じになってきているそうです。 たとえば性教育に関係したことで考えると、我々の中学、高校時代はエッチ系の情報を得るのは友達から回ってきたエロ本か、誰かが勇気を振り絞って買ってきたビニ本(もうこんなん死語やな)で、それをみんなで集まって見ては、「すげえ!」とか騒いでいたものです。今でも懐かしく思い出すのは、中学3年の時にエロ本を何冊か教室の天井裏に隠しておいて、休み時間になると男子みんなでワイワイいいながら見てました。女子生徒から完璧にバカにされながら・・・ 今は個人がそれぞれ自分の個室でネットから情報を得る時代。みんなでエロ本を楽しむという社交性は今の中高生には無いのかも知れません。結局そんな感じでみんなが自分の殻に閉じこもってしまいやすい時代なのかなと思います。 それが秋葉原殺人事件だのといったことに結びついていくというと考えすぎでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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