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C君とは中学生の時以来の付き合いだが、メールが簡単にできるようになった10年ちょっと前ぐらいからメールでいろんなことを語り合っている。
ざっと今までのメールをあらためて読み返していると、意外なほど頻回にやりとりしている。それもお互いかなり長文のメールが多い。 10年前というとちょうど40才の頃。世の中の荒波をもろに正面から受ける時期で、私も彼も仕事の大きな転換点にさしかかっていた時期だった。 メールというのは不思議なもんで、普段の会話では中々話せないかなり突っ込んだことも正直に書けたりする。お互いにいろんな鬱積した思いや不安を吐き出しながら、励まされた。それにしても圧倒的に私の方が彼に頼っていろいろ意見を聞いたり、泣き言をいったりしている。 中学高校時代は私と彼を中心に常に5人程度のメンバーが集まってはよからぬことをしていた。といっても学校サボって酒盛りしたりする程度のことだが。彼の家でゲロを吐きまくるわ、押し入れを便所と間違えて小便撒き散らすわ、大変な迷惑をかけたことも憶えている。 しかしその彼とメールのやり取りをしていて、彼が人間的に格段に成長し心の大きい人間になっていることに驚いた。波瀾万丈の人生があってこそのことだが、何よりも人の痛みを自分の痛みのように感じてくれているのがわかる。 いろんなことで行き詰まると、酒を飲みながら彼にメールでああだこうだと相談しては迷惑をかけて現在に至っている。 これからも相談に乗ってくれないと困るのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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