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カテゴリ:産婦人科医療
今日から産婦人科医が主人公のドラマ「ギネ」が始まるらしい。藤原紀香が主演だとか。原作は昭和大学医学部の産婦人科教授岡井先生が数年前に書いた小説「ノーフォールト」。
(ギネというのは「婦人科」の英語gynecologyの略で、いわば業界用語。「今年もギネは入局者少ないなあ」などと使う。 ノーフォールトはno faultで「過失無し」という意味だろう) 実はこの小説、以前から買って手元に置いてあるのだが、読んでいない。というか最初の10ページほど読んで、読むのがイヤになった。 おそらく小説として非常に面白いものなのだろう。 しかし自分にとってはあまりにも現実的過ぎる。その後の主人公が陥るであろう理不尽な状況を予感させるのに題名と最初の10ページで充分なのである。ノーフォールトである産婦人科医が結果責任を問われて患者から訴えられて責められるという筋書きが反射的に脳裏に描かれてしまい、即座に本を閉じてしまった。とても人ごとではない。 まあ、一応録画予約だけはしておこうか。たぶん見ないと思うけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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