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2010.11.02
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カテゴリ:音楽
エレキギターといえば思いつくのはやっぱりギブソン、フェンダー。
特に1970年代の、1ドル=360円固定レート時代には高嶺の花で、実物を見ることもかなわなかった。

しかし、今や時代が変わってアメリカで日本のギターが珍重されるむきもあるようです。このあいだ自分の愛器、YAMAHAのSAS-1500について検索していたら、


Guitars Japanというページに出くわしました。


アメリカ人で日本製のギターを蒐集している人たちが主催しているらしく、通販もやっているようです。


ここの文章
をかいつまんで日本語にすると、

Andrewさんは2000~2005年の間横須賀に住んでいて、ギターを教えていたけど全く日本製のギターには興味が無かった。ところがある日友人から
「えらいこっちゃ。ものすごい数のギターがある。街角でホットドッグを売るようにギターを売っとる!とにかくお茶の水に来てみい!」
と、大変な大声で電話があったとか。

そこでお茶の水に行って人生が変わったと(ちょっと大げさな・・・)

店の奥から、ドアの外まで店員がギターを並べて、威勢よくギターを売っている。トーカイだのグレコだのフェルナンデスだのといったブランドのギターが、ハロウィーンのキャンディの如く店の中にびっちり飾られている。
そこでフェンダージャパンのストラトとグレコのベースを買って以来やみつきになり、日本製ギターのコレクターになってしまったと。

なるほど、わかる、わかる。初めてお茶の水に行ったときは、各ショップの床、壁、階段、軒下と、全く隙間が無いほどにびっちり陳列されているギターに本当に驚きましたからねー。それが何軒も連なっているんやから。
あんな風景はアメリカでもそうそう無いんでしょうね。

特にAndrewさんが買い漁ったのは、70年代から80年代初期にかけて作られた、いわゆるlawsuit replica(裁判沙汰になったコピーモデル)で、50~60年代のいわゆるビンテージモデルを忠実に再現したギターの数々。特に78年からグレコ、トーカイ、バーニー/フェルナンデスで作られたビンテージレプリカは素晴らしく、本家のリイシューよりも優れていると、ベタ褒め状態。

このlawsuitについてはよく知らなかったのですが、80年代にギブソンやフェンダーから日本のメーカーに対してかなりの圧力がかかったようですね。

ここに書かれている記事によると、
Andrewさんの知人がやっているニューヨークの楽器店でバーニーのレスポールモデルを数十本仕入れて店頭に飾ったところ、US Customs Agents(米国関税局?)の人間が令状を持って店に押し入り、店主の目の前で次々とバーニーのギターをぶっ壊したそうです。

今ではハイエンドなコピーモデルを作っている日本メーカーは少なくなり、また作っていても絶対に国外に輸出しないようになっているせいでアメリカでは手に入りにくいらしい。

Andrewさんはそのあとの文章で日本製ギターの美点を縷々述べ、日本人は何事も完璧にこなすと日本人全体にまで賛美を広げておられます。かなりの日本びいきのようです。

そんなわけで、アメリカの方達、日本製のlawsuit replicaを買うなら是非ここでということだそうです。個人のコレクションを売るだけだから法的には問題無いのかな?

例えば70年製グレコEG480は1050ドルとなっていますね。保存状態にもよるのでしょうが、ヤフオクでの値段よりは高いですね。まあ、アメリカでは手に入りにくいのだから当然だと思いますが。

さて、肝腎の私の愛器SAS-1500については、
sas-1500



ここに
たくさんの写真と共に記事が載っています。

Andrewさん曰く
It's one of my favorite guitars, and also the fav of almost every friend who comes over to play. The guitar is simply "Handsome" in every aspect.
The sound is good for anything, rock, jazz, blues, r&b, simply put, this guitar will do what you want it to.

と、かなりの入れ込みようです。

It's only available in Japan, so very hard to come by here and when they do show up, they're gone almost instantly.

SAS-1500はさすがにlawsuit replicaじゃないと思うけど、アメリカでは手に入りにくいみたい。

日本じゃ今でも生産中で、簡単に手に入りますけどねー。値段はちょっと高くて定価で23万円。実売価格は17~18万円ぐらい。
私は17年前に大阪の楽器屋で買いましたが、10万円、ハードケース付でした。

実際SAS-1500はかなりの名器だと思います。仕上がりはすごく丁寧。音はレスポールが箱鳴りしてる感じと言えばわかりやすいかも。けどレスポールやES-335ほどゴツゴツした音じゃなくて、悪く言えば線が細くて、良く言えばスッキリした音。
ES-335みたいに大きいセミアコは、家で練習しててもしょっちゅうボディをどこかにぶつけてしまうんですよね。その点SAS-1500は取り扱いが楽。

実は前回お茶の水に行ったとき、ES-339という335を小さくして、ちょうどSAS-1500と同じサイズにしたギブソンのセミアコをみつけて、かなり惹かれるものがあったんですが、やっぱりSAS-1500の方がいいや。

思わぬところから、「お前の彼女きれいやなー」と言われて惚れ直すようなもんですね。





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Last updated  2016.09.30 16:04:07
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