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スティーブ・ジョブズが亡くなった。享年56歳。私とあまり変わらない。まだまだ活躍できる年齢だったのに、残念だ。
パソコンではMacのシェアは現在でも1割にも満たないとか。しかしDOS-Vパソコンと98シリーズしか無かった時代に、MacのOSは画期的に使いやすかった。 個人的には98シリーズからMacに乗り換えたのは93年頃だった。多くの医師がこの頃に乗り換えている。理由は明白で、それまで学会で使用するスライドを製薬会社のMRに依頼していたのだが、突然どの製薬会社もやってくれなくなったからだ。(たぶん経費節減のためだろう。これはある意味当然のことである) さてどうしたものか、と困っていたところ、数少ないMacユーザーが「Macならスライドを自分で作れるよ」と教えてくれた。Persuasionというソフトで作って、フィルムに焼けばいいという。 折しもこの頃、それまで高価だったMacに廉価版ともいえるLC520(確か25万円)が登場し、個人でも買えるようになった。 これらの理由で当時の医師は皆Macを所有するに至ったのだが、その使い易さに驚いたものだ。たとえばMS-DOSでは、要らなくなったファイルを消すのにもコマンドを打たなければいけなかったが、Macではファイルをゴミ箱に入れるだけでOK! 今ではウィンドウズもMacと同じような使い勝手になっているが、これは明らかにマイクロソフト社がMacOSを真似して作ってきたものだ。 今ではMacを模倣してきたウィンドウズパソコンが市場を席巻しているが、私は未だにMacを使い続けている。やはりデザインがいいし、使い方がわかりやすい。作曲に使うDegital PerformerがMac専用であることもMacから離れられない理由だ。 ipod iphone ipadと新しいアイデアを次々に打ち出しては、他社がそれに追随する。スティーブ・ジョブズは決して人のふんどしで相撲を取るようなことはせず、常に新しいアイデアを形にしてきた。アグレッシブとも言える戦略を、スティーブ・ジョブズ亡き後も継承してほしいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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