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カテゴリ:突発性難聴体験記
facebookだと匿名性が無く、あまりに深刻な話は書けないのでこのブログで自分の突発性難聴の経過を覚え書きとして書いておこう。
昨年11月末のライブの後耳鳴りが止まらなくなり耳鼻科で音響性外傷と診断された。聴力も若干落ちていたが、しばらくバンド練習を止めて徐々に良くなってきていた。耳鳴りは続いていたが、慣れてきて日常生活に支障が出ることもなく、3月に入ってからは自分でも随分調子が良くなったなと思っていた。 Day1 突発性難聴発症 3月29日 その日も朝から耳鳴りは気にならず調子よかった。しかしその日の夜7時に突然右耳が聞こえにくくなった。「ヒーン」という耳鳴りとともに。 翌日近医耳鼻科で突発性難聴と診断された。聴力検査では右耳の1000ヘルツのみが40dbまで落ちている。耳鼻科ドクター曰く、騒音性の難聴ではこのような落ち方はしないという。正真正銘の突発性難聴ということだ。人間の会話域は500~2000ヘルツであり、1000ヘルツはそのど真ん中にあたる最も大事な周波数なのである。自覚的には人の声は聞こえているが、左耳を塞いでみると男の人の声が聴き取りにくい。音が響いてワンワンしている。耳詰まり感がつらい。そして比較的低音の「ブーン」という感じの耳鳴りが時折聴こえる。 まずは通院で仕事の合間にステロイド(プレドニン60mg)点滴開始。 翌日、翌々日と聴力検査を行うが早期治療開始にもかかわらず効果が出ていない。耳鼻科ドクターの顔つきが険しくなった。「このままステロイドだけを続けても良くなりそうにないので大学病院に紹介しましょう。入院した方がいいと思います。」 私はこの時点で、「ひょっとしたらこれはもう治らないかもしれないな」と直感した。 耳を大事にしてきたのになぜ? 理不尽を感じざるを得なかった。 続く・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.05.04 11:14:26
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