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カテゴリ:突発性難聴体験記
順番が後先になるが、これが発症翌日の耳鼻科クリニックでの聴力検査(オージオグラム)
○が右耳で×が左耳。両側とも4000ヘルツが落ち込んでいるのは昨年末の音響性外傷によるもの、というか40年間ロックバンドをやってきたツケとも言える。ただ4000ヘルツはあまり日常生活の中では重要な音ではないので落ちているという自覚が無い。 今回の問題は右の1000ヘルツが45dbまで落ち込んでいることで、この周波数はモロに聞こえにくさとして自覚してしまう。 3日間連続して点滴したステロイドが効かないことと、1000ヘルツの聴力障害の重要性を考えて大学病院への紹介となった。 Day5 4月2日 大学病院の耳鼻科受診。多くの患者や従業員がいる受付でのざわつきがものすごく右耳に響いて、係の人の説明がなかなか聴き取れない!右耳を指でふさいで何とかしのいで耳鼻科外来までこぎつけた。あらためて自分の耳がかなりおかしなことになってしまったと自覚。 この日の検査では1000ヘルツはさらに低下して50db。500ヘルツも落ちている。 大学病院まで来た以上、ステロイド以外にどんな選択枝があるのだろうか? 私の調べた限りでは、星状神経節ブロック、デフィブラーゼ(血中のフィブリノゲンを下げて血をサラサラにする薬)、高圧酸素療法あたり。ただしデフィブラーゼと星状神経節ブロックの併用はできない。首元の血管から血が止まらなくなる可能性があるからだ。 大学の担当医と相談して、入院して安静にしてステロイドを継続しつつデフィブラーゼを併用しようということになった。突発性難聴はとにかく治るチャンスは発症後2週間以内と言われているので、サクサクと方針を決める必要がある。 (後で後悔することになるが、この大学病院には高圧酸素治療の設備が無いのである。) とにかく早速同日入院し、今日からデフィブラーゼ開始と思いきや、意外なところから横ヤリが入ってしまった。 続く・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.05.04 11:27:38
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