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カテゴリ:新型コロナ
連日東京ではPCR陽性者数が200人を超えと報道されている。なぜ陽性者数だけ大きく報じられて、恐怖心を煽るような報道に偏ってしまうのだろうか?
PCR陽性者は、まず検査数自体が増えれば当然増える。また検査対象者をどう選ぶかによっても陽性率は変わってくる。だからPCR陽性者数は行政側が全く恣意的に増やすことも減らすこともできる数字であって、本当の感染蔓延を反映しているのかどうかわからない。 正しく感染の蔓延を把握するなら、対象者を恣意的にでは無く住民基本台帳などを使ってアトランダムに選ぶ必要がある(無作為抽出による疫学的調査)。 有症状者や濃厚接触者の検査をそれとは別枠にして行うべきである。 そして最も大事なのは死亡者数である。感染しただけで肺炎にもならず、死ぬことも無いのであればそれはもはや恐い病気では無いということだ。 新型コロナによる死亡者数は6月に入ってから激減しており、「第二波だ」などと言ってる7月に入ってからも新たな死亡者は非常に少ない。 詳しくは東洋経済オンラインの各種グラフを参照されたい。 https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/ 現在の状況は、検査数を大幅に増やすことで無症状感染者を掘り起こしているだけのことで、死亡数の増加に全くつながっていないということである。 これらの事実を冷静にまともに考えたら、新型コロナは弱毒化して人間と共存しつつあるということになる。ウィルスにとっては宿主である人間を死なしてしまうことは不利なのである。弱毒化して無症状のまま広がるをウィルス感染を封じ込めることはできないし、緊急事態宣言などで経済に大きなダメージを与えてまで封じ込める意義も無い。東京の数字を見ていると、もはやクラスター対策など不可能だし、無症状〜軽症の患者を感染症病棟に隔離しておいて病床を逼迫させるのは全く得策では無い。軽症者は自宅隔離で充分。重症者がでたときのためにベッドを開けておくべきであり、そうすれば医療崩壊は簡単には起きない。 さらに言えば、今のように感染者が増えても重症者や死亡者が極めて少ないのであれば、指定伝染病の指定を外すのが妥当になってくるのではないか? インフルエンザに準じた扱いで充分だと思う。新型コロナは高齢者に死亡者が多いが、インフルエンザは若い人でも亡くなる。インフルエンザは年間1千万人が罹患し、直接死亡だけでも毎年3000人が死亡している。にもかかわらずインフルエンザでは患者を感染症病棟に隔離することは無い。 日本では新型コロナの死者は未だに1000人を超えていない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.07.19 22:14:34
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