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カテゴリ:読んだコミックス、本
書店の文庫本コーナーで目をひいたのが
「発表!今、読みたい新潮文庫」 っていう真っ赤な帯で、1位から10位までの文庫本が置いてあった。 読者WEBアンケートを実施した結果、「私の好きな作家」ベスト10が発表され、その人気作品が書店に並んだということらしい。 私が今日読んだのは6位にランクの 梨木香歩 「西の魔女が死んだ」 児童書です。 中学に入ったばかりの「まい」は、ある日登校拒否になり田舎のおばあちゃんちへ預けられます。おばあちゃんは英国人であり、そして魔女なのでした。 魔女といってもホウキに乗って飛んだり、怪しい魔術をするわけではありません。ちょっとした予知能力や透視能力があるということで、大昔の人間は誰もがそんな能力を持っていた、とおばあちゃんは言います。 自然と対話したり、優しい気持ちを育んだり、恐れや怒りを持たない心を鍛えることで、まいにも魔女修行が出来ると諭します。 タイトルから想像するお話しとは違って、読んだ後にホンワカ~するお話しでした。 おばあちゃんとまいが色々と料理したり、お茶を飲んだりするのですが、読んでるとイギリスの田舎の風景が浮かんできて、とってもステキ。野いちごジャムを食べたくなってきますよ~ この作者の児童書で、お気に入りなのが 「マジョモリ」 マジョモリと呼ばれる森の奥でのティーパーティに招待された「つばき」はハナちゃんと出会う。そこでお茶会となるのだが、もう一人招待された子とはソリが合わなくて・・・。小さい頃の空想癖を思い起こさせてくれる、そんなストーリーです。 この作者の他の本も読んでみたいな~(^^ゞ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 13, 2005 06:24:42 PM
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