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カテゴリ:Piano
先日、娘はピアノの特別レッスンを受講してきました。
現在の先生も習っているという大御所の先生で、とうに80歳を過ぎた 方なのですが、大変にお若くて厳しいレッスンをされるというので 先生の勧めもあって受講することにしました。 その大御所の先生というのは、戦後まもなく行われた毎日コンクール (現在の日本音楽コンクール)で特賞を受賞され、その後アメリカの 某音楽大学に招聘され著名な音楽家に師事。コンサートピアニストと して活躍され、長年カリフォルニアの大学で教授を勤められ、現在は 名誉教授で、国際的に指導に当たられている方らしいです。 その方がわざわざアメリカから日本へレッスンのためにいらしている ということで、本来なら受講できないような方なのですが、特別に 時間を頂いてというか空いている隙間になんとか入れてもらいました。 娘の同級生にはフランスやオーストリアにピアノの特別レッスンに 行くような子もいて、うらやましく思っていたところもあったよう ですが、うちにはそんなツテやコネ、ましてやお金もないので(><;) 一生ムリだと思っていたのですが、海外に行かなくてもレッスンが 受けられるとあれば少々お高くてもやってみる価値あり!でしょう。 時間は1時間でレッスン代は2万円。 東京の有名な先生のレッスンを受けに行くよりめちゃ安っ!! 他に、お宅をお借りしてのレッスンのため、ピアノ調律等の代金 が別途7千円でしたが、行ってみるとお部屋にスタインウェイが 2台横並びで置いてあり(もちろんグランドです)まるで夢のよう なレッスンが待っていました。 とりあえず今暗譜で弾けるのは先日コンクールで弾いた モーツアルトのソナタとバッハのシンフォニアだったので この2曲を持って行き、さっそくレッスン開始。 とりあえず弾いてみなさいと言われて、モーツアルトを弾くと 「これはどのくらいの期間弾いたの?」 と聞かれて、実は3月の発表会用に弾いた曲だったので暮れから 練習を始めて、コンクールの課題曲とわかって5月末までさらに 弾き込んでいたのでかなり慣れがあったのですが、それを一発で 聞き分けられてしまい、 「だいたいはいいんだけど、弾き過ぎ感がある」 と言われてしまいました。 その後、細かく指導いただいたのですが、テクニック面はもとより 感情面やモーツアルト自身のことや時代背景、音楽理論、などなど ほんの1時間でしたがものすごく濃いレッスンをして頂きました。 一番の収穫(?)は、 「この子はいいものを持っているわね」 という一言。 これでなんだか救われた気がします(^^;)かなりの親ばかですかね~ 未だ、この先どう進めさせたらいいのか悩んでいるところで、 グランドピアノを買ったからといって音大進学を目指すことが いいのか悪いのか、どっぷりピアノに浸かっていることが本当に 娘のためなのか、難しいです。 とりあえず、本人のさせたいようにさせているけれど、中学進学 を目の前にしてこのままでいいのか、悩みはつきません。 とかなんとか言ってるけれど、今月はクリスチャン・ツイメルマン のピアノソロコンサートがあるので行ってきます。 良い勉強になると良いのですが・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 1, 2009 02:29:41 PM
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