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送料無料!!【CD】あぐり/矢部達哉(TVサントラ) ヤベ タツヤ(テレビサントラ)

Ｎ○Ｋの朝の連ドラ、リアルタイムで見てました。
一番好きなドラマです。
ＢＳでやっていた再放送も２回くらいやったかな？
しっかり見てました。そのくらい大好き。
勿論、矢部さんのバイオリンが好きってのもある
のですが、大切なＣＤの１枚です。

で、そういや原作読んでなかったなあと思い、
吉行あぐりさんの本を何冊か図書館で借りて
きました。


【古本】梅桃が実るとき／吉行あぐり

ドラマの原作本です。
ドラマは結構脚色されていたのだなあと
思いました。（そんなもんよね）
エイスケ氏にしても、あぐりさんにしても
おそらく現代の人、８０年は早く生まれて
きた方々なんだろうなあと、今の時代だったら
もっと自由に世界に羽ばたいていた方々なの
かもしれません。

息子の淳之介氏は芥川賞作家。
娘の和子さんは女優。
末娘の理恵さんも芥川賞作家とご活躍されて
でも、仕事が忙しかったから子育てらしい
ことはしなかったと語るあぐりさん。
夫の才能を継いだのか、それとも母の働く背中
を見て育ったのか。
すごいなあ。

そんな淳之介氏も理恵さんももう既にご逝去
されていて、悲しみにくれたあぐりさんの
息子さんへの手紙が本になっています。

「母・あぐりの淳への手紙」
日々、ごめんなさい、ごめんなさいと綴られた
日記のようなエッセイですが、子供に先立たれた
母親とはこうも悲しいものなのかと思わされます。
読んでいて、ちょっと気が滅入ります。


映画監督の新藤兼人氏との対談集
「生きること、老いること」
あぐりさん９５歳、兼人氏９０歳の時に行われた
対談集です。
お互い、長生き！しかも元気！（この時点では）
老いを全く感じさせない、しかも誰にも頼ること
なく自分で生活すると決意して実行していること
には感服させられます。
実際、子供達やお手伝いさんがしてくれることも
ありますが、それは多少のこと。

わたしもこうありたいと思うのですが、具合が
悪い日には子供達を頼ってしまう情けない親。
今の世の中、子供に期待しちゃダメですよね。
なんとか自立した老後をおくらなければ！



【古本】あぐり白寿の旅／吉行あぐり吉行和子

女優和子さんと９０歳近くになってから旅行
しまくっているあぐりさんの紀行文です。
海外旅行も何のその！エジプトまで行ってしまう
のですからたいしたもんです。
旅に出かけると２０歳は若返るそうなので、
いまはまだ８０歳ってことでしょうか？


これだけ読むと、次は淳之介氏やエイスケ氏の
本も読んでみたくなります。
台風が去ったら、早速図書館行ってきますか・・・