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カテゴリ:華道
5月のお稽古には欠かせない花材、かきつばた。 先日、大田神社レポもいたしましたね。 初夏の水辺を涼やかに彩る青紫の花に、水面をきって伸びたつ淡緑の葉、 その色相がとても優美で、古典的な趣があります。 そんな、かきつばたで、出生、礼儀、法格を守った三才格を生けました。 三才格独特の弓張りの優美な姿に生けます。 かきつばたのお稽古で難しい点は、 なるべく、まっすぐで素直な葉を選んで、自然の葉株をといて、組みなおす 葉組をするということです。 つまり、自然の葉株では、姿が整えにくいので、茎から葉をいったんはずして、 組み直し、その葉で、体、用、留の格を整えていくのです。 昔、私が祖母からお華を教えてもらったときは、 この葉組がいやでいやで、たまりませんでした。 そんな心がけで上手になれるわけがありませんね。 親にお華を習いに行かせて(生かせて)もらっていた時代です。 そして、今、すこしずつ、生徒さんたちに、その葉組を伝授するようになって、 “難しいけど、楽しいです~”という感想をいただくと とてもうれしいものです。 私も、ようやくこの歳になって、 かきつばたの三才格を楽しむことができるようになってきました。 もちろん、まだまだ修行は足りませんが。。。 今日は、一生懸命にいけて下さった、生徒さんたちの作品を一部、 ご紹介することにいたします。 今回、初めての方もいらっしゃいました。 同じ花材といっても、当たった葉や、花の雰囲気によって、こんなに変わるものです。 Nさん Oさん Hさん まさに、三者三様です。 形が決まった、三才格のお生花でも、個性が出ます。 おもしろいものです。 ものの見方までもが、生けたお華に少し、表れるような気がします。 華道から、美しく生きるこつを学んでいるのかもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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