302252 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

B.C.B.G.な暮らし

B.C.B.G.な暮らし

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2007.07.02
XML
カテゴリ:華道


昨日は、実家に行って、仏壇にお花花を生け、
お墓そうじをし、また、お花花を供えました。

     供花.jpg

     今年は、トルコ桔梗に、カラフルなガーベラを。



お花を生けるということは、
そもそも、亡くなった人にお花を供えるという行為から、
始まったことなのですよね。

日本人は古来から山川草木に生命力を感じてきた民族でした。

仏教が日本に伝わってきたのは6世紀ごろ。
やがて全国に広まって仏様に花を供える習慣(仏前供花)が定着していったのが、
華道の起源と言われています。

供花とは、仏さまへのお供えという意味だけではなく、
仏の世界。つまりお浄土を偲んで、そのお浄土の美しさを表したものでもあるようです。


     蓮2.jpg

     蓮も大きくなってきました。



祖母の遺影を見ながら、ふと思い出します。

和服姿の祖母は、とても涼しげに笑っています。
そういえば、祖母はあまり、汗をかかない人でした。
汗をふいていたというのは、ほとんど、記憶にありません。
本当は、暑かったけれど、涼しげに見せていただけなのかしら。

洋服ならば、ノースリーブやミニスカートで涼しく着ることが出来ますが、
着物は、夏でも長袖にロングスカートのようなもの。
着ている本人は、実はかなり暑いのですよね。

夏の着物は、自分のためというより、
その姿を目にする周りの人たちへのサービスでも、あるのかもしれません。

   “わぁ~涼しそうやわぁ~”

と、どれだけ思ってくださるかが重要なポイントなのかも。

そういうお洒落を少しずつ、見習いたいと思います。

祖母の好きな色を思い出してみます。

薄紫。抹茶色。薄茶色。

洋服を着る時も、あまり派手な色は着てませんでしたね。

かなり、渋めの色。

自分の好きな色というのがはっきり決まっていて、その色しか身につけていませんでした。

     
     祖母.jpg
     
     こんな感じでした。私には、ちょっと、渋すぎますか?



おばあちゃんに会いたいです。

どこにいるの~って、今でも泣きたくなる時もあります。

こうして思い出すと、胸が痛くなります。

きっと、どこかで、いつも見ていてくれているのよね。おばあちゃん。

今日は、祖母の命日でした。














お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.07.02 23:11:10
コメント(18) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X