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テーマ:京都。(6101)
カテゴリ:Kyoto
7月になると、京の街は、にわかに活気付いてきます。 そう、文月は、祇園祭の月どす。 祇園祭は、7月1日の「吉符入り」から始まり、31日まで。。。 祇園祭のさまざまな行事 14日から16日の宵山(祇園囃子)と17日の山鉾巡行が 祇園祭だと、思たはる方が多いと思いますが、お祭りは、1ヶ月間、続くのどすぇ。 宵山。 コンコンチキチン♪ コンチキチン♪ さて、祇園祭は、別名、鱧祭りとも呼ばれています。 この季節、旬を向かえる鱧(はも)。 鱧は梅雨の雨水を飲んで美味しくなるのです。 昔、夏場に、海から生きた魚を運ぶのに、 いちばん生命力が強かったのが、鱧だったそうで、 そのためか、京都では、鱧が重宝がられました。 そんな鱧の生命力にあやかって、鱧祭りと言われているそうです だから、この時期は、どこのお料理屋さんに行っても、鱧がでてきます。 京都に日本中の鱧が集まるとまで言われていますが、 そんなわけで、京都の鱧物価も急激に上がります。 鱧おとし。穂じそと、茗荷をそえて。。。 梅肉でいただくと夏の暑さも吹っ飛びます。 もし、京都にいらっしゃるご予定があるんでしたら、鱧を食べておくれやす。 ところで、鱧といえば、骨がとても沢山ある魚です。 そこで、京都の料理人は、その小骨を細かく切ってしまう 鱧料理独特の”骨切り”という調理技術を生み出しました。 身と骨は切っても、皮を切ってはいけないとか、 3センチの間に、30回は包丁を入れるとか。 骨切りをマスターするまでに軽く7~8年はかかるそうです。 私も、日本料理を習いに行っていた時に、骨切りをさせられたことがありますが、 とても難しかったです。 シャリシャリと骨を切る音を感じながら、リズムよく骨切りしていくのですよね。 天ぷら用だったのですが、食べた時、ちょっと?骨がひっかかりました(苦笑) 素人では、あきまへん。 理想は、川床で、夕涼みをしながら、鱧料理に舌鼓を打つというのがいちばん贅沢どすねぇ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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