B.C.B.G.な暮らし

今日は、朝から快晴でした。
梅雨の間は、しばらく、朝夕の水遣りをさぼっていましたが、
夏の間は、毎日、奮闘しなければいけません。

京の町では、夕方になると、そこかしこで、”打ち水”がされます。
ほてった地面を冷やすためです。

さて、久しぶりの生け花です。私の本業です。
（このごろ、すっかり更新をさぼっていました。お稽古してはいたのですが。）
　
暑くなってくると、生け花もできるだけ、シンプルな花材にして、
見た目も涼しげな作品のほうがいいですね。

お水を替えるのもそのほうが楽です。
それにしても、真夏は、お花の持ちが悪いです。
命あるものですから、仕方がありません。
だから、その命あるものを、できるかぎり、美しく生け上げたいですね。



今日のお花は、リアトリス。

まっすぐに伸びた、茎の上部に、小さな紫の花穂を密につけます。
すっくと、直上する姿をみてますと、、夏の花らしい力強さを感じます。

その直上する姿を生かすために、今回は、お生花の三才格にいたしました。


　　　　　

　　　　　重なり合う部分の葉や、蕾を丁寧に取り去って、
　　　　　花茎を美しく添わせます。

　　　　　ためる時は、ゆっくりとねじり気味に曲げるといいです。
　　　　
　　　　（この花材、意外と折れやすいので要注意です。
　　　　　折ってしまった方が何人かいらっしゃいましたわ。気をつけましょう！）


　　リアトリスのように、いつも背筋を伸ばしていたいですね。