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B.C.B.G.な暮らし

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2007.07.31
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カテゴリ:サッカー

あの試合サッカー(アジアカップ、韓国戦)を観てから、しばらく混乱していました。

監督がどうだったとか、選手がどうあるべきだったとか。
細かいことを語れば、語りつくせないほどです。

でも、私自身、気がつくべきだったのは、

日本は、本当は弱いのに、

ひょっとして、最後までいけるかしら? 

。。。という幻想を抱いていたということ。

オーストラリア戦を撃破して、優勝できるのではないかという夢を見ていました。
結果より、プロセスを見直すべきした。

私とは、違って、常に冷ややかに試合をご覧になっている方も多いと思います。

でも、私は、違いますね。いつものことですが。恥ずかしいわ。しょんぼり
メディアの力にも、多かれ少なかれ、左右されているような気がします。
メディアは、弱い弱いとは、言わないですものね。
またまた、やられてしまいました。
本当の戦争(起こってほしくないですが)の時もこんな感じかも。ちょっと怖いです。ショック

オシムのエレガントなサッカー。
今の日本代表とははるかに別のところに存在する幻のようです。

確かに、パス回しは、少し変わってきたような気がしました。
しかし、理想的なパスには、精度も速度も足りません。

でも、オシム監督が、いくらなんでも、
バックパスや、マンネリサイドチェンジばかりをやりなさい
と指導していたとは思えないのですが。
そこに監督がイメージしている理想とは、ギャップが生じていますね。
この勘違いが生じたのは、いろいろと問題があると思います。
オシム監督だけが、指導にあたっているわけではないですものね。

そして、アジアのレベルで、改めて比べてみても、
身体能力は決して高いとはいえないし、スタミナもありません。
そうかといって、メンタルな部分が強いというわけでもない。
厳しい環境の中でも試合をし続けることのできる忍耐力、集中力もないですね。

せめて、戦う気迫だけでも、伝わってきたらよかったのですが。
今回、その気迫が伝わってこなかったのは、応援していて、最も悲しいこと号泣でした。
そういった精神的基盤というのは、どこから育っていくものなのでしょうか。
その辺のところがしっかりしていないと、誰が指揮しても、メンバーが変わっても、
システムが変わっても、変わらないような気がしてきたのでした。

個の力を育てるためには、根本的なところを変えていかないといけないと思います。
それは、ひょっとして、社会全体に問題が隠されいるかもしれません。
日本人は、きっと大切なものを忘れかけているのですね。

格差社会が広がり、フリーター・ニートが増えて、
雇用は安定せず社会不安が増しています。

格差拡大は、小泉内閣時代の竹中氏の極度な市場原理主義に、原因があります。

へッジファンド等が買収しやすい規制緩和(経営者が企業防衛しか考える暇がない)、
国立大学の廃止や初等・中等教育の劣化(お金持ちしか高度教育を受けられない)、
郵便制度の崩壊(非採算地域への郵便不着)などなど、
よくもまあ(負の)構造改革をしたものだと思います。

偏った利益追求主義が、
”自分さえよければいい””やったもの勝ち、言ったもの勝ち””プロセスより結果”
といったような価値観を日本人に根付かせたような気がします。

子育てをしながら、知らず、知らずのうちに、そういう時代の風潮に
押し流されているような気もする時があるのですよね。
そんなことでは、個の力は育ってはいきませんよね。

昔のサッカーの日本代表って、どんな感じだったのだろう。
みてみたい気がします。



明日からは、8月、夏を思いっきり楽しみたいです。

いつまでも、うつむいていては、いけません。スマイル










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Last updated  2007.07.31 14:04:59
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