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B.C.B.G.な暮らし

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2007.12.05
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カテゴリ:音楽♪



坂本龍一×加藤登紀子の対談。

京都議定書記念シンポジウムに行ってきました。

開場と同時にしか行けず、息を切らしながらかけ足でダッシュしました。マラソン
前から3列目に座ることができました。スマイル

檀上で、お二人が発するオーラきらきら

孔雀のような加藤登紀子に、
意外に、落ち着いた様子の教授。
こういった場では、紳士ですね。

加藤登紀子の乾いているけど、大きな声が、
教授のいつもの少し頼りなげな、ぼそぼそ声を包み込んでいました。

お二人のお話を少し、まとめてみます。

わかっていることですが、
お二人の生声から改めて聞くと
とても新鮮なのでした。



21世紀の地球のために、私たちができること。



できるだけ、フードマイレージの短い商品を食べることが大切だということ。

フードマイレージとは、食べものが運ばれてきた距離のことです。

ハウス栽培のものや、冷凍食品の野菜より、地元の野菜四つ葉は、
輸送距離も短いし、製造過程の中で、CO2の排出量が、少ないのです。
季節はずれのものでなくて、旬のものを食べるということは理にかなっていますね。

雫にしても、同じようなことが言えるようです。
(この話は、村上龍と教授の対談でもお話がありました)

最近、ニューヨークのレストランでは、
ウェートレスさんにこう聞かれるみたいです。

 ”tap water (水道水)か、bottled water(ペットボトルの水)のどちら?”

そこで、Tap water! というのが主流になってきているそうです。

tap waterは、無料だけれど、bottleは有料。
tap water の方がフードマイレージが短いということですね。

ペットボトルを買わずになるべく、水筒を持参する。

でも、これは、私もよくします。家のお番茶が一番好きです。
夏は冷やして、冬は温かいままを水筒に入れて持ち歩きます。
ふだん、口にするお茶の葉は、実家からのいただきものです。
実家の近くには、お茶の製造販売元がたくさんあるのです。

お登紀さんは、日本の水を飲まないと、いいお声がでないそうですよ。

水のナショナリズムってあるのでしょうか。
イタリア人は、フランスの水を飲みたがらないって、
教授が言ってました(苦笑)



話がそれてしまいました。

電気にしても同じ。

教授のNYのお家は、風力発電だそうですが、
その前は、ろうそくもつけずにお風呂に入ってはったそうです。
はは。教授ってやっぱり、おかしい。笑える。大笑い

YMOの活動は、CO2を思いっきり排出してたから?、その反動でしょうか。
最近のソロのコンサートは、キャンドルでピアノ演奏です。
時代は、変わるものですね!



それにしても、最近の教授の活動は、目ざましいです。

「more trees」という活動。
植林して、森を作り直すということ。クラブクラブクラブ

これは、カーボンオフセットという考え方です。

日常生活による二酸化炭素の排出を少なくするために、
植林や自然エネルギーの利用をしようというものです。
イギリスではじまったようです。

「カーボンオフセット年賀」というのが出ています。

カーボンオフセット年賀

1枚につき5円の寄付金で、CO2削減を支援できます。

CM音楽は坂本龍一。
年明けからはCMには、本人が登場する予定だそう。
(しかし、どうして、年明けに年賀状のCMなのだろう?)

私は、今年は、喪中の年賀状です。。。
もう投函いたしました。



最後に、教授の最近の作品、クリストファー・ウィリッツとのコラボ、

Ocean fireをご紹介します。



Ocean fire♪

温暖化が進む地球において、
危機的状況に陥っている世界の海、
そして、そこに住む生物たちの状況を表したものだそうです。

内に、内に、どんどん沈み込んでいく感じ。
深い海を漂うような感覚に陥ります。
体の奥底に眠っていた安らぎの記憶がふっと蘇るようです。
すべてのことが思考から排除されて、
無心で聴くことができます。

自分自身のオフセットにぴったりです♪









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Last updated  2007.12.05 11:01:29
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