12月のカレンダーと睨めっこ。
今年もあと3週間ですね。
来週は、クリスマスのお花のお稽古をして、
その次の週は、お正月のお花のお稽古。
それまでに掃除をすませておかないと、
またまた年末、大慌てすることになります。
毎年わかってることです。
だから、今週は、家にいて、お掃除週間です。
まずは、本棚やCD棚を片付けていると、
ついつい、ぺらりと中身を開けてみたりして、時間を食ってしまうのですよね。
ふと、祖父が書き残してくれた”一日一読”にこのようなことが書かれてありました。
ここに、書き写しますね。おじいちゃん。(またまた、作業が中断しますが。。。)
お掃除をしている様子を見ると、
それだけで、その人の値打ちがわかります。
今、お掃除を始めようという時、
その部屋の物を整頓する。
じゃまなものは、他へうつす。
これが一番はじめの仕事です。
次は、目を全体にくばります。
すると、敷居にゴミがしているとか、
鴨居のすみに蜘蛛の巣があるとか、
ガラスに曇りがあるとか、
すぐに全体の悪いところが見えます。
そこで、まず高いところから、手をつけるのです。
敷居のゴミをハタキでパタパタやる人は、考えの浅い人です。
ハタキで散らしたゴミは部屋中に広がります。
窓を開けてあっても、大方は天井の方に舞い上がり、
お掃除がすんだ後、空気が動かなくなると、
だんだん下へおりて、
部屋中の道具にも、床にも、窓ガラスにもかかります。
こんなお掃除は、ゴミの場所を変えただけです。
バイ菌を散らしただけ、
かえって悪いかもしれません。
考えの浅い人というのは、このためです。
それでは、どんな風にすればよいか。
はじめは、ぬれ雑巾でたまったごみを静かにふき取ります。
その後、綺麗な、固く絞った雑巾で十分にふきます。
ホウキの使い方についても、頭がいります。
はじめに回り、壁のきわ。すみ、動かしにくい道具のそば、
そのようなホウキの届きにくい所から掃くのです。
ホウキの先をこまかに使うのです。
次に床板と、床板の細い溝のゴミを出すようにし、板に添って、ホウキを動かします。
お掃除のすんだ後、いかにもさっぱりした気持になる時と、
どこを掃除したのかと、思うような場合があります。
心を込めてしたかどうか、頭を使ってしたかどうかで、こんなに違いができるのです。
本棚の整理をやめて、考えこんでしまいました。
まるで、久しぶりに祖父に説教されているみたいです。
学校に行く前の忙しい時にも、説教し始めるので、
はっきり言ってうっとおしかったのですが。
今から思うと懐かしいです。
はたきの使い方と、ほうきの使い方が悪いと怒られました。
しかし、今は、はたきもほうきも使いませんね。
私は、きっと値打ちのない人間です。
いつも、心をこめて掃除をしていないからです。
実家に行って、母が丁寧に掃除をしているのを見ると、
恥ずかしくなる時があります。
年末のお掃除は、特に念入りにしていたものです。
そういう姿勢を少し忘れています。
娘二人にもいいお手本を見せてあげないといけないのに。
本当に自分が情けなくなりました。
またまた、こんな風にブログをして、集中をきらして、
作業が中断していますからね。
みなさまのところにも、遊びに行かないとと、非常に気になりますが、
夜におじゃますることにします。
引き続き、作業を続けたいと思います。
お昼休み、ちょっと長かったです。